Account Engagement : 取引先責任者の役割の入れかた
先日、商談項目でのダイナミックリストの作り方をご案内しました。
商談項目でダイナミックリストを作るには”取引先責任者の役割”が入っていなければならない、とお伝えしましたが、では取引責任者の役割が入っていない場合どうやって入れたら良いのでしょうか?
1.そもそもなぜ取引先責任者の役割が入っていないのか?
実は取引先責任者の役割がきちんと入ってくれるケースは以下の2つ。
①リードからコンバージョン(取引を開始)した時に同時に商談を作った時
②取引先責任者の関連リストの”商談”から商談を作成した場合
そのため、「私の環境には取引先責任者の役割が入っていない!」という場合、商談オブジェクトから直接商談を作成されている/もしくは取引先オブジェクトの関連リストから新規で商談を作成されている可能性があります。
2.商談から取引先責任者の役割を入れてみよう!
Salesforce単体でご利用の場合、取引先オブジェクトや商談オブジェクトから新規の商談作成を行っても、そこまで問題がなかったのですが
Account Engagement で商談データを使っていきたいという場合には、どうしても取引先責任者の役割が必要になってしまうので”取引先責任者オブジェクトの関連リストから”商談を作成するのがお勧めです。
しかしもう既に空のまま作成してしまった商談があるよ!という場合には以下の方法を試してみてくださいね☺
①商談の関連リストから取引先責任者の役割セクションを探す
②取引先責任者の役割の右にある▼をクリック
③”取引先責任者の役割を追加”をクリックし、該当の取引先責任者を選択して”次へ”進む
④次の画面で”保存”をクリックする
ここまでくると、商談の関連リスト”取引先責任者の役割”部分に該当の取引先責任者が表示されているのではないでしょうか?表示されていればAccount Engagementからも該当商談データが抽出できるようになっていますよ!☺
いかがでしたでしょうか?
今回のやり方をすれば、あとからでも取引先責任者の役割を入れることができますが、ポチポチ操作はちょっと大変。なので、勇気を出してSalesforceを触っている担当者の方々に”今後、商談は取引先責任者の関連リストから作成してほしい”とお願いしてみていただければと思います!
商談が発生したということは商談をしたお相手(取引先責任者)もきっといるはず。取引先責任者の紐づけをブランクにしない、ということはSalesforceのデータを綺麗にすることにも繋がりますので、是非お話ししてみてくださいね☺
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Narcissus(ナーシサス) ではAccount Engagement のサポートを行っています。導入支援や定着化サポートのご希望があればお気軽にご連絡下さい☺