0から始めるインバウンド集客~美容サロン 知識編~ vol.1
「美容サロンの増加傾向」、「顧客の奪い合い」、「新規顧客の集客」、「リピーターへの定着率」、「SNS戦略」・・・
ちゃいなびはサロン様とお話しする機会が多いのですが、
こうしたキーワードに付随した集客に関するお悩みを頂戴することが
増えてきていると実感しています。
お悩みに応じて、様々な手法・施策をご提案させていただくのですが、
「金銭コスト」:PRに充てられる十分な予算はない
「時間コスト」:新しいコトを覚える負担が大きく、サロンワークで手一杯
という要因で、なかなか解決することができないクライアント様も
一定数いらっしゃるのは事実です。
今回はそのようなスタイリスト様、エステティシャン様を対象とした、
出来るだけ費用をかけずに実践できる「中国人集客」に関して、
シリーズ化し特別にノウハウをお伝えします。
ユーザー数4.5億人の巨大ソーシャルメディア 「小紅書-REDBOOK-」でバズる記事とは?
まずは以下画像をご覧ください。
この画像は、中国版インスタグラムと呼ばれる小紅書(REDBOOK)※において
「日本のヘアサロン」と検索し、いいね数順に並べたものです。
そのいいね数は数千から数万に上り、非常に注目度が高いコンテンツとなっているのが垣間見えます。
※小紅書の詳細な説明は後日記事をアップします。
この中の1つの記事に注目してみましょう。
画像をタップいただければ、実際に記事を見ることができます。
※小紅書(PC版)に遷移しますのでご注意ください。
内容は10秒弱の動画とヘアサロンにおける体験記事が
数行にまとめられたもので、非常にシンプルなものとなっています。
本文の直訳は以下の通りです。
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日本での髪質改善はすごい!
光沢感が素晴らしくて、歩いているとみんなが私の髪を見ています。
ホットペッパーで予約 渋谷109の近くで徒歩5分。
スタイリストはとても優しく、コミュニケーションも取りやすいです。
¥27000 髪質改善+カット+ケア
約3時間くらい。
店内で他の日本人のお姉さんたちが髪をセットしているのを見ていると、
日本のドラマの中から出てきたような気分になります( ˶°⌓°˶ )
#細い髪 #髪質改善
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本文内容はいたってシンプルですが、
驚くべきはそのエンゲージメント。
いいね1.8万 お気に入り5088 コメント894
この数値は小紅書においてフォロワー数百万の芸能人級の方が出す
エンゲージメントとなっています。
では、この投稿した方はどんな凄いインフルエンサーかというと
フォロワー数6080 (執筆時点)
・・・・・・えぇ~~~~~!?!?!?
そうなんです、この方はKOCと言われ、
どちらかというとマイクロインフルエンサーと呼ばれる方です。
フォロワー数は関係なく、彼女の美容体験の記事が純粋にバズった結果、
もの凄いエンゲージメントをたたき出しました。
バズった記事の投稿者の人物像を探る
少し話は脱線しますが中国においてインフルエンサーは
KOCやKOLと呼ばれています。
KOC:キーオピニオンコンシューマー
小紅書ではフォロワー数500~4万台の方
KOL:キーオピニオンリーダー
小紅書ではフォロワー数5万以上の方
※KOLは幅が広いため、「マイクロKOL」「ミドルKOL」「トップKOL」
と更に区分されることもあります。
(人数はちゃいなび基準)
それでは次に、先ほどの検索画面のバズっている記事の
フォロワー数を見てみましょう。
先ほどの基準で判定をすると、
10個の記事の内、3個がKOLによるもの、6個がKOCによるもの、
1個は一般の方によるものと区分けされました。
続いて、彼女たちがどのような人物なのか、
過去の投稿を見ながら探っていきます。
詳細は伏せますが驚くべき結果となりました。
在日:在中 ➡ 8:2
中国人:日本人 ➡ 7:3
・・・・・・皆さんの疑問、分かります。
解説していきましょう。
質問① 中国発祥のSNSで中国本土の方が多く使っているSNSなのに
バズっている記事トップ10の内、8個が在日の方によるものなの?
要点1 : 小紅書上のIPが強く影響
まず前提として、小紅書の仕様(アルゴリズム)により、日本に住んでいる方の記事(IPが日本)は、日本に住んでいる方に優先的に表示されるということがあります。ですので、もしかしたら検索に引っかかっていない他の記事がある可能性があります。
要点2 : 検索キーワードが影響
考えれば当然の話で、日本の美容コンテンツを検索している以上、
在日の方の投稿はより注目されやすいということ。
質問② に、日本人の投稿が3つもトップ表示されている!?
要点 : 非常に行動力がある方
これには私自身驚いたのですが、この3つの記事、そして3名の投稿について、全員が 「ヘアサロンのスタイリスト様」 であるということです。
この3名の投稿を更に見てみると、中国語が堪能な方が2名、おそらく話せない方(当事者同士は英語で会話)となっています。
中国語が話せなくても翻訳機を駆使して記事を投稿することは可能ですし、
さらに言えばバズっているのですから素晴らしい行動力ですよね。
最後に
上記のことが証明していることは
小紅書でバズるのに、中国語を話せるかどうか、
またフォロワー数も居住地域も関係ない
ということです。
必要なのは行動力1点のみ。
インバウンド集客について、まずは「バズっている記事」という側面から
解明していきましたが、まだこれはノウハウの一端です。
具体的な集客方法、在中中国人の予約の導線、当日のサロンの対応、記事をバズらせるにはどうすればいいのかなど、マーケティング面から当日の対応まで、今後解説させていただきます。
(小紅書の開設や運用、記事の投稿など
基礎的な説明もご要望があれば記事を作成しますね♪)
今回はヘアサロンを中心に調査いたしましたが、
次はエステサロンにフォーカスしたいと思います。
すぐにインバウンド集客をしたい!!!という方は
以下からお問い合わせください ♪
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
参考になったという方は、ぜひスキやコメントお願いいたしますね ☆
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