#025 反面教師の親から、学びしかなくて感謝
投稿のキッカケ
自分が所属するオンラインサロンにて
「人生の師」についてアウトプットしましょう。
という企画があり、パッと浮かんだのが反対の意味の反面教師の親だった。
「反面教師だったから『怒り』『恨み』しかない!」
とかじゃなく、大人になるまで育ててもらった感謝しかないのだが
親になった今、「こうはなりたくないな」と思う部分が多かったので
改めて、そこを言語化しておこうと考えた。
ち・な・み・に…
私が所属するオンラインサロン_インアウトラボの宣伝です↓
インプット×アウトプット力を磨くオンラインサロンです!
この投稿をキッカケに入会してくれる人がいたら狂喜乱舞でございます💃
両親からの学び
まず、父と母の夫婦という点から。
熟年ナントカ
自分が大学三年の時に両親は離婚した。
自分もいい歳だったし、両者にとってそれがベストの選択ならそうするのが良いと止めることはなかった。(寂しい気持ちはもちろんあったけど。。)
どちらかと言うと、「親に頼ってられない」「自分で何とかしなきゃ」
と就職活動をがむしゃらに出来る根源になったのでそこは感謝かな。
それで、なんで離婚したのか?について今一度考えてみた。
離婚の要因❶夫婦の共通点は「子供」だけ
熟年離婚の要因って、子供が巣立ったかどうかって多そう。
ウチもまさにそれでした。
大学から兄も自分も一人暮らしを始めた。
父と母だけの生活。ほとんど会話なくなってたみたい。
それもそのはず、共通の趣味や共通の友人もいなかった。
盆暮正月に子供が帰るときに家族で顔合わせる。
父と母が会話するのって、その時くらいだったんじゃ。。
離婚の要因❷父が仕事辞めて帰ってきた
この離婚の一年前くらいに、父がメンタルやっちゃって
母に相談せずに、仕事を辞めてしまったんです。
小学校の先生をやっていたんです。
そもそも母が結婚相手の基準で「教師なら絶対大丈夫」と言う
謎基準があったらしく、父の内面よりも「教師」と言う仕事で
結婚相手を選んでいた。らしいのです。
(今思うとよく結婚したな。と。お見合いと聞いてます。)
もともと性格もあってる感じなかった中で、一番大事な仕事の要素がポッカリ抜けたら、母としては一緒にいる意義をなかなか見出しにくいですよね。
母からは何度も「子供(ぼく)が大学卒業するまでは何とか働いて」と念押しをしていたが、最終的に辞める判断を承諾せずに辞めてきた。が一番ショックだったとの事。
その後、母がアルバイトでも良いから働け!って間髪入れずに仕事見つけてきては面接行かせて、数日働くがそれも続かず…状態が続いてお互い一緒にいる事がストレスとなって…という経緯です。
(今思えば、休息期間をもっとあげてれば・・とか改善策はあったのかな・・)
親になった、今思う事
学び〜気づき①「子供が全て」の夫婦にならない
結婚して、二人の子供がいる現在。
子供の存在は本当にありがたく、毎日大変だけどそれ以上の幸せをくれる。
夫婦にとって、最も大事な宝物であることは間違いありません。
ただ、夫婦で身を粉にして、育て上げる事が人生の全てではないし
『子育て=犠牲』という風にはしたくない。
自分たちが子供が欲しくて産んだわけだから、もちろん子育ての義務はあるものの
「お前たちがお父さんお母さんの人生の全てだよ。」なんて子供には言いたくない。(実際に母からこのニュアンスを言われてありがたいけど結構重いな、と感じた)
だから、妻には
「子供は超大事だけど、子供が全てにならない人生を一緒に過ごそう」
「子育てがある程度落ち着いた後、何しよっか?やりたいこと考えとこ」
「共有の趣味、共通の話題、共通の友人を大事にしよう」
といった事を何度も伝えていて、共通認識になってきている。
学び〜気づき②仕事をしている/していないが男の基準ではない
今の時代、共働きが当たり前になってますね。
ウチも漏れなく、共働きで二人とも正社員。働き盛り。
年収は自分の方が多いものの、妻も手に職でしっかり稼いでくれる。
ダブルインカムの今の状態は非常に良いとは思うのですが
何処かのタイミングで自分も父と同じようにメンタルやって仕事辞めざるを得なくなる状況だって考えられる。
親からの学びとして
「妻には辛い時に真っ先に相談できる」
「本当にしんどい時は妻がメインで働いて自分は主夫でも良いか?」を確認しておく(その逆ももちろんOK)
「自分のやりたい事を優先する場合、最低の収入基準」を確認しておく
など、いざと言う時の認識のズレを無くすように話し合うようにしている。
こうしておく事で、「父=一家の大黒柱」と言う過去の当たり前を払拭できる。
一方で、いざと言う時の「父=主夫」となった場合でも家の事、子供の事が全部自分で出来る準備(日頃の行い)も並行して行わないと、父が仕事をするしか選択肢が無くなる要因になると痛感している。
夫婦としての失敗例を最も近い位置で体感したからこそ
「良い夫婦って何だろう?」という問いに対する自分なりの考えを
妻と話し合う事ができた、と考えると親に感謝かな。
父からの学び
父からは仕事と趣味の側面から。
父の仕事
父から仕事の話を聞かせてもらった事がほとんどない。
あるとすれば
「働く事は本当に大変、お金を稼ぐという事は本当に大変」
くらいかもしれない。(『苦』しかねぇ…)
父は多分、仕事は好きではなかった。
多分、やりがいを感じていなかった。
家族のため、お金のため仕方なく毎日しんどそうにやってた。
別に、超有名企業だとか、超金持ちとか、名声のある仕事をしていて欲しいとか
そういう事ではなくて、単純に「仕事のやりがい」とか「面白み」とか
そういった事を普通に教えて欲しかった。
父の趣味
仕事にやりがいを感じていなさそうなのに、趣味もなかった。
自分が野球を始めてから、それを見にくるかキャッチボールをするのが趣味だったかもしれない。
自分の野球に親身に付き合ってくれた事はとても感謝している。
しかし!自分(父)の趣味がない人生ってあまりにも虚しくないだろうか。。
趣味が無い≒交友関係も少ない。父の友人っていたのかな?分からなかった。。
親になった、今思う事
学び〜気づき①自分の得た事、経験を子供に伝える
自分と同じ人生歩め、とか
大手のサラリーマンが一番だ、とか
仕事に関する事で子供に強要したいわけでは全くなくて。
自分が仕事を通じて得た事や、失敗、面白み、経験をちゃんと伝えたい。
「今やってる仕事がこうであーで、面白くってさ」
「トーチャンこんな事やって感謝されたんだぞ〜すげーだろ〜」
とか、仕事って面白れーぞ〜って何かしら伝えたい。
もちろん一方的に伝えるだけじゃなくて
子供から将来の仕事で…とか、働き始めて…とか
悩んだ時の良き相談相手になりたい。
何なら、「俺じゃ分からねぇから◯◯に聞いてみるか?」って
悩みに対する最高のアドバイザーを紹介してあげたい。
そのために社内社外、友人知人との交友関係を深くしておきたいし
「こんなすげ〜人がトーチャンの周りにはいっぱいいんだぞ〜すげ〜だろ〜」
って自慢したいw
学び〜気づき②自分の趣味を続けたい
どんなに仕事、家事、育児が大変でも
自分が好きな趣味だけは細く長く続ける。
「お前たち(子供)のせいで大好きだった趣味がなくなった」
そんな事絶対に言いたくない。
子育てが終わったあとこそ自分の人生!
元気なジジイで好きなことやる!大事!👴
だから、長く続けられる趣味を生きがいにしたい。
・ゴルフ
・麻雀
・ギター、ベース、カラオケ
・フェス、ライブ
・スノーボード(これはジジイにはきついかw)
趣味を通じて、大好きな友人と交友関係を続ける。
何ならこの中で子供が興味を持ったら巻き込む!w
「子供が行きたいってゆうからさ〜」で妻説得w w
仕事も趣味も両方充実させた方が絶対楽しい!
と思わせてもらったのは反面教師の父のおかげかな。
母からの学び
完璧主義者な母
母は完璧主義者だったかもしれない。
・理想の父親像:働いてナンボ、仕事が一番大事、会社勤め上げる
・理想の母親像:四六時中子供に尽くしてナンボ、家を守る
・親族との付き合い
・教育
・・・などキリがない
特に「世間一般では」「世の中では」「普通は」とか
周りからの目を気にしすぎていたように思える。
もちろん、完璧とも言えるほどに家事育児を全うしてもらった事に対しては
感謝と共に尊敬しかない。
ただ、「こうじゃなければならない」と頑なに考えが凝り固まってしまうと
「そうならなくなった」時、状況に脆い。
さらには、徹底してやってきた事が「やってあげた」事になりかねない。
自分の場合で行くと、「子供が全てだった」と言われた経験から
子供の立場からして、直接言われたわけではないが
「やってあげた」感を感じ負担に感じてしまった。
学び〜気づき:「こうあるべき」論を家族、夫婦から取っ払う
世の中も変わっているし
それに伴って、家族や夫婦のカタチだって変わる。
何なら「働く」という概念も変わるかもしれない。
妻とは「(家族として夫婦として)どうなりたいか?」は
常に話し合うものの、「こうあるべき」と固定概念にしないようにしたい。
自分の状況、妻の状況、子供の状況、その時々でのベターな選択は変わる。
一番の良き相談者として妻とそこを話し合って決めれば良い。
朝令暮改じゃないけど、「あー言ってたけど、やっぱこうしない?」
がいつでも言えればギスギスしない。
だってダーウィンもこう言ってるしね。
まとめ
こんなに長くなると思ってなかったけど、改めて言語化できて良かった。
別に虐待されたわけでなく、捨てられたわけでなく
ちゃんと大人になるまで育ててもらった。産んでもらった。
本当に親には感謝しかないわけで。
親はスーパーマンでもPERFECT HUMANでもなくて良い。
良いところもあれば、悪いところもある。
今回は悪いところにフォーカスした話でしたが
あくまで悪いところから学べることは沢山あるという気づきという事で。
ベタですが、
「幸せは2倍、悲しみは半分」
あ、4人家族だから
「幸せは4倍、悲しみは1/4」
になれるといいなと思ってます。
誰かのお役に立てる投稿になっていたら嬉しいです。それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?