リゾバ×プール監視が神バイトだった件

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２０２１年７月中旬～８月末に三重県のとあるホテルでプール監視の住み込みのバイトをしていた話

フリーターというか無職になり、家にずっと篭っていても退屈なので、お金も稼げてリゾートにもいけると評判のリゾートバイトをしようと思った。

大学生の時に３回リゾバを経験したことがある。ホテルのレストランのホールスタッフ、スキー場の食堂のレジ、オーベルジュの配膳スタッフなどである。

この中で、スキー場の食堂が一番楽だった。経験上、飲食バイトはブラックな確率が高いイメージがあったが、リゾートであってもそれは変わらない。

スキー場の食堂は家族経営で、たまたまゆるい雰囲気だった。おばあちゃんが切り盛りする感じ、、

これまでの経験から飲食バイトは肉体的にも雰囲気的にも「きつい」確率が高いので緩いと言われているレジャー系の職種で探し、ホテルのプールバイトで検索をかけたところ、今回働いた三重県のホテルの仕事が見つかったのでそこで働くことにした。

リゾートバイトに求めるものは技能の習得ではなくて、楽に稼ぐことなので初めからレジャー系でリゾバを探していれば良かったと思う。

いざ、プール監視の仕事が始まって思ったことは、

「想像通りの楽さだ」という感想である。

プール監視の仕事は簡単だ。パラソルの下に座り、目の前のプールを溺れている人がいないか監視する。ただそれだけである。

幸いなことに私の勤務中に溺れた人は一人もいなかった。私が勤務していない日も含めて、今回の1カ月半の期間では、そういう重大事件は一度も発生していない。

結果的にではあるが、ただ椅子に座っているだけで数十万円単位のお金がもらえた。

プール監視の最高なところがまさに「座っているだけでお金がもらえるところ」なのだが、

プール監視の最もつらいことが「座っているだけ」な点なのだ。

勤務中は本当にやることがないのだ。私の場合は、考えごとをしていた。

退屈が苦手な人にはかなりの地獄かもしれない。

冗談抜きで、7～8分経ったかなと思って時計を見ると1分しか時間が経ってないということがよくあった。

楽なのは間違いないが、無限の時間を潰すのはそんなに簡単ではない。

ただ、それでも慣れてくると、プールは一応監視しつつも少しだけ意識を飛ばして、ぼーっとするということを実践できるようになってきた。

どこで役に立つかわからないスキルだが、ぼーっとしながら数十万円もらえる仕事はプールバイトくらいしかないだろう。

また、機会があればやりたいと思う。