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CI(コーポレート・アイデンティティ)について

鳥取は出雲神話縁の地です。CIマークに込められた意味をご紹介します。
あ、お名前きめていない・・・募集します。

鳥取あるある
まだ、手書きFAXや郵便全盛のころ、鳥取という県名・市名が「取鳥県取鳥市・・・」って勘違いされることが良く見かけました。以前勤めていた会社にも鳥取って入っていたので、社名も違う・・・
「おい!ちーがーうーだーろー!」って。
ワープロ→パソコン→スマホで自動変換されるようになって、このような間違いは見かけなくなりましたが。

企業時の社名を何にするか・・・
正直、結構悩みました。
上記理由で、鳥取と使うのはためらいがありました。
起業者の私個人の性を入れることは、将来発展させて会社を誰かに継いでもらうときに重荷になるし、従業員個人個人が主役になってほしいので最初から除外でした。

鳥取県東部の旧国名「因幡」
よく県民性って言いますけど、「いや、旧国名性だろ」って思いませんか?
個人的に歴史大好きなのですが、都道府県ってよりも旧国名の方が土地を表していると感じています。
鳥取県も東部の因幡地方と中西部の伯耆地方で風習や方言が全く違い、伯耆地方は出雲地方の影響が非常に強く、因幡地方は但馬地方や播磨地方の影響が非常に強い地域性があります。
他府県でも同様のことを強く感じることが多いですね。

出雲神話の残る山陰地方
とはいえ、因幡地方にも出雲ゆかりの神話が有るんですよ。因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)です。
大国主命に八上姫の結婚を予言した縁結びのお話しから、会社と会社、人と人のご縁に預かりたく旧国名と、モノ作りや仕組みづくりの会社にしたく「因幡システム」を社名としたのです。

「因幡」を読んでくれない・・・
営業活動で名刺を持ってごあいさつするのですが、中には「因幡」を「いんば」とか「いんばん」とかって読むと思っていました。という声をちらほらお聞きすることがありました。
「いなばのしろうさぎ神話」の「いなば」ですよ。って説明しても、「???」って顔をされる・・・
まさか、鳥取あるあるの時と同じ思いをするとは・・・
なんとかしないとと思い、新規の営業訪問の時には「いなばのしろうさぎ」という銘菓をお土産に持参するようになり、何とか社名を覚えてもらう努力をしています。

想いを形に
ひょんなことから、CIマークをデザインしてもらえることになり、「白兎でお願いします!」って即座に頼みました。
何パターンかデザイン案を頂いた中で、
・白兎=ご縁結び
・会社の成長=跳躍上昇
・困難に打ち勝つ=荒波を駆ける
といイメージ性を今のCIマークに見出して決定しました。

「しろうさぎ」は情報の使徒
古事記には、稻羽之素菟とあり、もろもろ解説書により違いはあるのですが、ねずさんと語る古事記・弐という書籍を読ませて頂いた時に、「白兎=行商=情報を遠くまで運ぶ人々」という解説がありました。八上姫に大国主命と八十神の情報を届けたとは白兎であると。
「なるほど!われわれの情報を多くの方に届けたい!しろうさぎはぴったりだ!」という願いにも似た思いも込められています。

ちょこっと製品紹介
そんな思いを乗せて、データ収集・活用ツール「でじろーくん」
https://www.dejirokun.com/
設備のIoTを簡単に実現する機器です。

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また、詳しくは後日記載していきたいと思います。

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