4月からピカピカの1年生。社会人学生をはじめるにあたって考えていることを徒然に。
こんにちは。@inase17000です。
はじめましての方が多いかと思いますので、簡単に自己紹介も掲載してみると...
新卒で楽天株式会社に入社。入社当初は楽天カードの会員向け専用サイトの開発を担当し、2013年12月に全社員対象の全社MVPを受賞。新サービス立ち上げ部門に異動後、テクニカルディレクターとして、飲食店検索アプリ等を担当。主に企画立案・運用マネージメント・プロダクトマネージメントに従事。2017年3月に一人目のエンジニアとしてユアマイスター株式会社にジョイン。現在は開発責任者としてプロダクトマネージメントと組織づくりに奮闘中。
という感じの経歴で、もともとエンジニアやってましたが今はマネージメントがメインミッションになりつつあります。本業であるユアマイスターでのお仕事は、スタートアップらしく本当に色々起きるので、毎日毎日チャレンジングな環境が多く、日々大騒ぎしながら楽しくやってます。
また、仕事の他に、小粋fmというポッドキャストをやったりしてます。相方もスタートアップでVPoEをやっており多忙を極めてるので、あえてそういったアウトプットの時間を設けることで、お互い時間を捻出しながら切磋琢磨することにチャレンジしています。
今回、人生の中で何度もない決断をしたので、ブログに残しておこうと思い立ちました。徒然に書き記しておきます。
3行まとめ
・ぼくは2021年4月から今の仕事を続けながら2年制の大学院に通う。
・東工大の技術経営専門職学位課程で技術経営(MOT)を学び、研究する。
・未知のチャレンジだし、どうなるかわからないけど、イケてるCTOになるステップとして活用したい。
ということで、もうすぐ試練の日々がはじまりますので、みなさんに応援してもらえるように先に宣言(ある意味、宣伝でもあるw)します。
なぜ社会人学生をはじめるのか?
2020年の半ばからコーチングを受ける機会がありまして、自分のキャリアについて向き合い、どうしたいかを真正面から語りながら自分の気持ちを探っていきました。(詳細は下記の記事をご参照ください)
そこで
・自分のロールモデルを定義し、いまの自分のスキルや経験でギャップが何かを明らかにした
→マネージメントや経営を体系的に学ぶ機会が必要
・自分のロールモデルが自分の年次で何をしていたか、今何をしているかを調べ、その成長速度やキャリアを自分と比べた
→今が残りの人生で一番若い、今すぐに行動することが必要
といった考えを経て、「社会人学生になる」という選択肢が浮かび上がってきました。
(本当に不思議なもので、コーチングを受ける以前はMOTのエの字も知らなかったのに、そんな行動に至った自分が不思議ですし、逆に縁を感じる気もします。)
自分自身、エンジニアリングに携わる業務を多くやってきてはいますが、直接的にコードに触る機会が減ってきた一方で、そのかわりマネージメントや経営に関する業務をバリバリまわして貢献できてきたかというと力不足を痛感する機会が多くありました。
思い立ったが吉日ということで、すぐに学校選びをはじめました。しかしながらネットに情報が少なすぎる!!!!予備校などに通ってたら情報にアクセスしやすかったのかもしれませんが、各学校のHPと10年近く経過している先人たちのブログなどをもとに、学校ごとの特徴やフィーリングを感じとりました。
出願期限までかなり時間が短かったですが、大学院を選び、受験と合格発表を経て、入学手続きを済ませました。受験体験記はまた別の機会に振り返ってnoteにまとめておこうと思います。
どこの大学院にいくのか?
そんなわけで、ぼくは4月から以下の大学院に通います。
学校・学科
東京工業大学 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程
https://educ.titech.ac.jp/isc/
取得できる学位
技術経営修士(専門職)
どんな学校?
社会人学生に配慮があり、平日の夕方以降と土曜日に授業が開講されます。現在は授業がオンラインベースで進められているようです。
授業料は2年間で150万程度。(専門実践教育訓練給付金制度を使うことで、最大70%が国からキャッシュバックされる予定です)
大学院でなにをするのか?
2020年のパンフレットを見ると、以下のようなカリキュラムでした。
引用元:https://educ.titech.ac.jp/isc/publications/file/pub_25900.pdf
1年目は基礎科目みたいな授業が多めで、2年目は修士論文のようなプロジェクトレポートの比率が上がるようです。
見ての通り、エンジニアリングも一部関係がありそうな分野も存在しますが、どちらかというと経営やイノベーション、戦略、マネージメントなど技術を活かして、経営に貢献するための方法を考えていくことになると思っています。
ぼくが新卒からやってきているようなIT業界だけに限定されず、メーカーや官公庁の方など、幅広い業界の技術分野から社会人学生が集まってくるという話だったので、いろいろな考え方や商習慣、ビジネスの考え方にも触れられることでしょう。
イケてるCTOになるために
マネージメントの役割は、会社やその事業を成功させることです。CXO職の場合は1経営者として、意思決定を行い会社の柱でいなくてはなりません。
その意思決定のときの判断軸や、他の経営陣との会話のレベルをあわせ、そして引き上げられることができれば、ひとつひとつのジャッジの成功確率をあげることに寄与できるんじゃないかと考えています。
とはいえ、実際は、このまま2年間やってみたとして、イケてるCTOになるためにこの技術経営(MOT)の学びはあまり重要じゃないかもしれません。こればっかりは最後までやってみないとどんな気持ちになっているかはわかりません。
大変な時もあるでしょうが、なんとか乗り越えて行きたいと思います。ときどきこのMOTのことも発信していこうと思います。(ネットに情報が少なすぎるのでもっとオープンにできたらいいな、と)
現場からは以上です!
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