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ビジネストラックを利用してシンガポールへ行きました(⓪序編)
はじめに
新型コロナの影響で海外への渡航者は激減していますが、仕事でどうしても海外へ行かなければならない人と言うのは存在します。
私も2021年1月22日から1月30日までシンガポールに短期出張して参りました。
本稿は、その時の情報を共有させていただければと思い執筆しました。
同様に仕事で海外に行かざるを得ない方の参考になれば幸いです。
ビジネストラックとは?
まず最初に、ビジネストラックと言う制度について簡単に説明します。
外国人が入国する場合、入国者に14日間の隔離が義務付けられています。
この間は指定のホテル等に隔離され、期間終了まで一切の外出ができません。
この規則はどこの国でも基本的に変わりはありません。
ところがビジネスでの出張の場合、1日~数日で用件が片付く物があります。
そこで特別な手続きをする事で、隔離期間中の14日間に客先に行くことが出来る短期出張を可能にするのが「ビジネストラック」です。
こういう作業で出張される方の場合、2週間もの隔離をするより仕事を片付けてさっさと帰国頂く方が、出張者を送り込む企業も受け入れ先の政府にとってもありがたい。
多少正確性に欠けるかもしれませんが、この制度はぶっちゃけそんな背景を持って作られている制度だとお考え下さい。
ビジネストラックでの外出は隔離期間中の特例
前述の通り「ビジネストラック」は14日の隔離期間中に客先に赴くための特例です。
具体的には、受け入れ先の政府に「行動計画書」を提出して、その通りの行動を許可していただくと言うものです。
行動計画書にはざっくり以下のような滞在時の行動が事細かに書かれています。(本当はもっと詳細に書きます)
1/20 □□空港(入国)→○○ホテル
1/21 ○○ホテル←→△△株式会社
1/22 〇〇ホテル→□□空港(出国)
14日間の隔離期間の間に、申請した行動を特例で許可されるとお考え下さい。つまり、行動計画書以外の行動は原則禁止。つまり、行動計画書に無い、外食やコンビニへ買い物に行くこともできないのです。
現地入りしてから仕事を終えて出国するまで、出張者は他にどこにも行けない。それがビジネストラックです。
さて次章からは、私がシンガポールに出張した際の体験をお話しできればと思います。