そういうことあるよね〜という虚空
A「この間〇〇だったんだけどさ〜」
B「あー、そんなもんじゃない?そういうことあるよね〜わかる〜」
別になんてことないよくある日常だろう。
自分もそう思ってた。
A「この間マッチングアプリで知り合った子、二ヶ月くらいやりとりしてたんだけど突然音信不通になってさ」
B「あーマッチングアプリなんてそんなんよくあるよな。俺もあったから分かる。でさ、」
かなり昔に書いたINFJにドアスラムさせてしまった記事のことだが、あれを読んだ人なら何が言いたいかなんとなくもう分かったかもしれない。(ちなみにあれ自分用に書いた備忘録なのにめっちゃコメント来て正直ビビりました、、、)
「いや、わかってねーよ」
だ。
MBTIのINFJを知ってるとか知らないとかそういう話ではなく、所謂ドアスラムするような人の心理とかそれと対峙した人間の心とか、自分と同じくらい反省して掘り下げた人間がその温度感で、しかもそんなテキトーなノリをかませるものだろうか。自分より人生経験が大分先輩で「ドアスラムとかしてくるようなメンドーな奴を相手にするのなんてもう止めたからそんな話慮る価値もねーや」みたいな思考なんだったらまあわからんでもないけど。
こういうこと言うとカッコよくないからあんま好きじゃないんだけど、これが人に無視されるって感覚なんだろなと思った。なんか昔に同じようなこと経験したこともあったような気もするけど、思い出せないくらい昔だと思うし、とりあえず割と面食らった。普段INTPとかこんな気持ちで自分と話してたのかとか、少しだけそっち側の人間の気持ちが分かったような気がする。自分の共感力なんて所詮そんなもんだったのかとも思った。
話の流れが次に迫ってたので、それ以上この話はしなかったけど、そこが無視だと言ってるのではない。「わかる〜」が余計ってだけ。
相手に理解を示すって良いことだと思うけど、理解になってないのはやっぱりよくないよねって思った。
noteに来て最初に思ったのは、
「皆どんだけ複雑に人生考えとんねん、、、」
だった。
自分が理解を示せる相手ってどのくらいいるんだろう。
分かっていたことをいつもより1階分だけ地下へ降りて眺めることが出来た気がする。
おわり