見出し画像

“できることをやらない自分”に、また会いたくない。

本日、給付金の申請を諦めることにしました。

毎回、給付金の対象になれば、どれだけギリギリになっても申請していたのに、今回はギリギリでは許されない仕組みになっていて、いつものペースでは間に合いませんでした。

僕が、給付金の申請を諦めた理由は、そんなに大したことではありません。

単純に、忙しくて面倒くさかったから。

今回、僕が申請しようとした事業復活支援金は、これまでの申請よりも、多くの書類が必要で、さらに事前確認という工程もあります。

一度は、事前確認しようと電話はかけましたが、「多分、あなたの状況なら、こっちではなく、違う機関で申請した方がいいですよ」と言われ、そこから動く気力がなくなりました。

ただでさえ、事前確認するだけで神経がすり減るというのに、また別の機関にも電話するのかよ…。

たったそれだけのことですが、僕には動く気力がありませんでした。

これで損をするのは僕だけなので、決して誰にも迷惑はかけないのですが、どうしても悔しく感じます。

事業復活支援金が登場した時から、ずっと気にかけていたのに、何もしなかったし、何もできなかった。

ただただ、気にかけるだけで、書類も準備しなかった。

いくら仕事が忙しくて、制度が面倒くさいからといって、自分のためになる機会を失うなんて、あまりにもバカげています。

もしこれが、自分が太刀打ちできない制度なら、僕もここまで自分を責めなかったでしょうが、今回の制度は、「めんどくさいけど、頑張ればできる」ぐらいのものでした。

つまり、できることをやらなかったのです。

できることなのに、「忙しくてめんどくさい」という理由だけでやらなかったことは、どうやっても肯定できないし、多分この先も、ずっと後悔するでしょう。

今回の失敗で学んでことは、二度とこれを繰り返してはいけないということ。

もちろん、これはこういった手続きに限った話ではありません。

自分がやれる仕事を、やらなかった。

できるはずのことなのに、できないふりをした。

やさしくできるのに、しなかった。

もし、「めんどくさい」との戦いに負けそうになったら、「これは自分にできることじゃないのか?」と問いかけた方が良いでしょう。

もう二度と、できることをやらない自分に、また会わないように。

いいなと思ったら応援しよう!

稲本稲三
面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!