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香港と井波、グリスロと井波(2023年10月活動報告)

こんにちは、ジソウラボの島田優平です。

先月香港へまちづくりの視察に行ってきました。井波のまちなかで抱えている課題解決のためのヒントになるのではないかと有志で企画し、実行しました。

香港は人口や経済力からすると井波とはまったく比較にはなりませんが、自国のプレイヤーを育て、自国の力を徐々に蓄えようとしている各所での取組。民間と行政が一体となり、香港のヘリテイジを保全しながら活用している様子は大変刺激的であり、何よりも活動している現地の人たちが魅力的で、やっぱり人か、関心すると同時に、世界における唯一無二の存在である井波の価値の妄想が拡がる研修となりました。香港の友達もできました。また交流しながら井波の世界を広げていきたいですね。

また、話は変わりますが、10月17日から2週間にわたり、モビリテイの実証実験を行いました。特にグリーンスローモビリティと呼ばれる7人乗りの20km低速電気カートを利用した、まちなかや井波地域全体を廻る観光モデルコースの体験は大変好評で、まさに老若男女に喜んでもらえる企画となりました。少し意外だったのが、小さなお子さんと一緒にのるお母さんの姿でした。50分くらいゆっくりとまちを流す乗り物にのり、お子さんに声をかけられている光景は、とても平和で心がやわらぐ時間でした。

子どもたちがこの井波の景色を目に焼き付けてくれて、大人になってまた故郷との関わりをもちながら生きていくという姿を夢みながら運転をしました。とてもいい取組みです。是非とも導入の可能性や活用にむけて更に議論を深めていきたいと思います。

▼△▼10月のTopics ▼△▼

  • 10月17日~27日 グリスロモビリティまちなか実証実験

  • 10月18日 金沢市議会視察案内

  • 10月19日 イナミライ中間報告会参加

  • 10月20日 カイケラボ(米子市皆生温泉)まちなか視察

  • 10月20日 横須賀市役所まちなか視察

  • 10月20日 井波日本遺産推進協議会 会議参加

  • 10月22日 モビリティ実証事業 アサヒタクシー山田社長(アドバイザー)視察

  • 10月26日 全国過疎シンポジウムIN井波 登壇

  • 10月27日 全国過疎シンポジウム分科会IN井波 90名参加

  • 令和新時代まちづくり推進事業(EAT LOCAL INAMIプロジェクト)の推進

  • 井波彫刻DX事業の推進

  • 歴史的資源を活⽤した観光まちづくり推進事業(歴まち事業)の推進

  • 日本遺産魅力増進・コンテンツ造成事業の推進(文化庁)

  • 観光コンテンツ造成支援事業 採択(観光庁)

  • 分科会・定例会実施

▼お知らせ▼
11月1日(水)19:00より、ジソウラボの年次活動報告会(オンライン)を実施予定です。詳細は追ってお知らせいたしますが、ご都合のつく方は是非ご予定の確保をお願いいたします。

▼△▼ジソウメンバーのつぶやき▼△▼ 

○山川
三重県伊勢市へ出張に向かっている最中につぶやいています。今年は島根の出雲大社も尋ねたので、日本を代表する二つの神社をお参りできそうです。伊勢と出雲、平入りと妻入り、国家と民衆、生と死、建築的にも精神的にも比較される二社ですが、どちらも泰安を願うところ。世界では戦争や紛争の話が絶えません、全ての人が安心して健やかに暮らせる日々を祈願してきます。

○小倉
卒業して23年ぶりに母校の高校で「10代挑戦、20代勉強、30代勝負、40代勉強、50代勝負」というテーマで講演をしてきました。約120名の保護者と30名の先生向けではあったのですが、同級生含めて年の近しい保護者の方も多かったように見受けました。講演後には、親としての心持ちを引き締める良い機会になったというコメントをいただき、自分自身も改めて40代で再度勉強していく必要性を強く感じました。今のタイミングは過去の蓄積した知識や経験を一気に刷新できる10~20年に一回の大きなチャンスだと思っています。ここ数年で、ちゃんと自分をupdateできなければ、これからの10年単位で時代をつくっていくことはできないと思っています。井波の街づくりもまさに街のupdate。一緒に成長していけるようにさらなる努力をしていかないとと思っています。

○梶
先日、隣県の石川県で奥能登国際芸術祭が開催されていたので家族で奥能登エリアへ旅行をしてきました。私は金沢市の出身ですが奥能登エリアに足を運んだのは初めてでしたので、距離的には遠くない場所とはいえとてもワクワクした気持ちでまちを歩きました。奥能登はまだまだ奥深そうでしたので、またゆっくり訪れたいと思いました。(噂になったモニュメントは見に行きませんでしたが笑)
井波も私にとっては1年半前まではまったく訪れたことのない場所で、初めの頃は行く度にワクワクしていました。今はワクワクというより安心できる場所へなりつつありますが、まだまだ井波も私にとっては奥深いまちです。引き続き井波に関わり続け、井波のまちにふれていけたらと思っています。

▼△▼現在募集している人材ポジション ▼△▼

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