ジソウラボ(富山県 南砺市 旧井波町)

2018年に日本遺産に認定された富山県南砺市井波。異業種で働く私たちは、未来に残る街とは人が育つ地域だからと考え、地域起業家を県外から募集し伴走するプロジェクト”BE THE (MASTER)PIECE”を開始しました。100年後にも文化を継承する。未来に向けての記録をこちらで。

ジソウラボ(富山県 南砺市 旧井波町)

2018年に日本遺産に認定された富山県南砺市井波。異業種で働く私たちは、未来に残る街とは人が育つ地域だからと考え、地域起業家を県外から募集し伴走するプロジェクト”BE THE (MASTER)PIECE”を開始しました。100年後にも文化を継承する。未来に向けての記録をこちらで。

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ジソウラボの取り組みについてご紹介

こんにちは、ジソウラボのミノです。嬉しいことに、日々、色々な方からジソウラボの活動について聞いていただくことも多くなりました。ありがとうございます。 こちらのページでは、ジソウラボについての簡単な自己紹介をさせていただきます(更新日:2020.1.28) ■ジソウラボと取り組みについて(300字前後)2018年に日本遺産に認定された富山県南砺市井波。伝統を未来に継承するため、井波では業種の垣根を越えたメンバーが、任期にとらわれない街づくりを目指すため「ジソウラボ」という組

    • 経産省との意見交換で探る、井波のDE&Iとひとづくりへの挑戦

      こんにちは、ジソウラボのミノです。私たちジソウラボは、「つくる人をつくる」まちを目指し、人材輩出に力を入れています。 私たちジソウラボは、100年後の文化の源泉を創ることをビジョンに掲げています。その中で、昨今多くの企業の課題となっているDE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)は欠かせない要素です。異なる価値観が交わることで、新しいアイデアやイノベーションが生まれ、次世代に引き継ぐべき強固な文化の基盤となります。 今回は、経済産業省から大臣官房 政策統括調

      • 文化をつくる人からの学び #ジソウラボ合宿Day2

        こんにちは、ジソウラボのミノです。今回は2024年7月末に実施した、ジソウラボの経営合宿についてお伝えします。 合宿二日目は、山梨県甲州市塩山の福生里(ふくおり)にある「98WINEs」ワイナリーと「Stay366」ホテルを訪れ、地場産業であるワインづくり文化と土地について深く学びました。 今回のレポートでは、写真を中心にその記録をお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。 武田神社への朝ランを経て出発! 合宿二日目の朝、9時に集合し、ガソリンを入れてから車で

        • 土地と文化を醸す作り手を巡る旅 #ジソウラボ合宿 Day1

          こんにちは、ジソウラボのミノです。今回は2024年7月末に実施した、ジソウラボの経営合宿についてお伝えします。 ジソウラボは、「つくる人をつくる」というビジョンを持って活動しているまちづくり団体で、地元出身の経営者仲間がそのビジョンを共有し、2019年から活動しています。 今回のレポートでは、写真を中心にその記録をお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。 合宿の目的ジソウラボのメンバーはみんな忙しい経営者ばかり。普段はオンラインで話しているのですが、実際に会っ

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          謙虚に学び続け、変わり続けること(2023年11月の活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの小倉です。 春夏夏夏夏夏夏秋冬冬冬冬。4月から日本の四季を並べると、最近はこうなっていると感じております。一番過ごしやすい春と秋は一瞬で、あとは暑いか寒い。一年の計画を立てる時に春夏秋冬が3ヵ月ずつあると思ってイベントを考えると、実際は暑すぎたり寒すぎたりしがち。 季節という誰も変えられない大きな流れも変わってきていることを頭と身体で理解した上で行動も変えなければならない、と思って1年のイベントも企画してはいます。  このような「季節」という視点

          謙虚に学び続け、変わり続けること(2023年11月の活動報告)

          人は手を取り合い、力と知恵を出し合って困難を超えていく(2023年12月の活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの藤井です。 恥ずかしい話ですが、最近まで「人混み」を「人ゴミ」だと思っていました。異常に人が混雑している状況で人がゴミのように見えるという意味だと・・・(ムスカ:見ろ!人がゴミのようだ!!ハッハッハッハッ!!)長期休暇で渋滞にはまるなど、混雑するのは嫌ですよね。ガソリンが安いときのスタンドで行列に並んでいる人は、並んでいる間のガソリン代で損をしているのでは?とか感じてしまいます。  人が多く集まること自体は悪いことではなく、良いことが多いです。でも

          人は手を取り合い、力と知恵を出し合って困難を超えていく(2023年12月の活動報告)

          人は手を取り合い、力と知恵を出し合って困難を超えていく(2024年1月の活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの前川です。 2024年元旦の夕刻に静かなお正月は一変しました。例年通りの穏やかな雰囲気が恐怖に変わる瞬間でした、すぐにラジオをつけて状況を確認し、割れたものを片付けたところで消防団の招集連絡に気づき屯所で待機、流れてくる映像をみて、状況と事の重大さを知りました。被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。また、何か役に立てることがあればお手伝いをと、ジソウラボメンバーとも話しています。 震災から1ヶ月経とうとしていますが、道の補修、物資の輸送、

          人は手を取り合い、力と知恵を出し合って困難を超えていく(2024年1月の活動報告)

          香港と井波、グリスロと井波(2023年10月活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの島田優平です。 先月香港へまちづくりの視察に行ってきました。井波のまちなかで抱えている課題解決のためのヒントになるのではないかと有志で企画し、実行しました。 香港は人口や経済力からすると井波とはまったく比較にはなりませんが、自国のプレイヤーを育て、自国の力を徐々に蓄えようとしている各所での取組。民間と行政が一体となり、香港のヘリテイジを保全しながら活用している様子は大変刺激的であり、何よりも活動している現地の人たちが魅力的で、やっぱり人か、関心する

          香港と井波、グリスロと井波(2023年10月活動報告)

          成功は、”星の輝き”(2023年9月活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの蓑口です。 9月は一年で満月が最も明るくきれいに見える時期です。空気中の水蒸気が少なく、月の高度がいい位置にあることが理由のようです。 そんな夜空の月や星空を見ながら、「人が言う成功は、”星の輝き”のようなもの」という新興企業創業者の有名なエピソードを思い出しました。 今、わたしたちが見ている星の光は、数十億年前に放たれたもの。つまり星が放出する過去の熱いエネルギーを、かなりの時間経ってから遠くにいるわたしたち人間が美しいと話しているということで

          成功は、”星の輝き”(2023年9月活動報告)

          初開催「LOOP INAMI」での挑戦(2023年8月活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの北村です。 朝夕は涼しくなってまいりましたが日中はまだまだ残暑が厳しいですね。 皆様も熱中症にお気を付けてご自愛ください。 今回で9回目となる、4年に一度開催の『南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ』は「木彫りを通して世界をつなぐ」をテーマに8月18日(金)から30日(水)までの13日間、南砺市井波芸術の森公園で開催されました。 期間中に関わることになった「LOOP INAMI」ではMAPsの一人がジソウラボとしてのイベント・初の試みとして頑張ってくれま

          初開催「LOOP INAMI」での挑戦(2023年8月活動報告)

          「まちの余白」をつくる (2023年7月活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの山川です。梅雨が開けましたね! 毎日暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか? 今日は、こちらで、私たちが井波で建物を改修し利活用する際に考えていることを少しお話ししたいと思います。弊社コラレアルチザンジャパンでは2016年のBed and Craftの開業以来多くの古民家を改修してきました。当時は古民家ホテルや分散型ホテル等の言葉もなかった時代で、なぜわざわざ古い建物を活用するのかと不思議に思われていたと思います。 最初の宿TATEGU-Y

          「まちの余白」をつくる (2023年7月活動報告)

          次世代への文化を残すために考えたこと。 (2023年6月活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの藤井 公嗣です。 今年の初夏にも、県内外さまざまなエリアの方が井波に視察へ来られております。ジソウラボのプロジェクトも多角化してきており、井波内外からの協力者がますます増えてきている印象です。はたまた井波は建設ラッシュが続いています。新しい事がどんどん起こる。そんなまちとして言われ始めたのをよく耳にします。 ただし、今の井波があるのは、何百年も前の人たちが当時、新しい文化を生み、引き継いてくれたから。現代に生きる私たちの功績ではありません。 文化

          次世代への文化を残すために考えたこと。 (2023年6月活動報告)

          ◇新規募集【(MA)P_募集】地域モビリティ (一社)イドウラボ メンバー

          井波は日本遺産に認定された木彫刻の職人が多く住むまちです。 このまちには人の力で挑戦を積み重ねてきた歴史があり、その文化が根付いています。 私たちはその文化と共に、まちの新たな移動手段も根付いていくことを目指しています。 井波のまちはコンパクトで移動はしやすいのですが、高齢化の中、自家用車での移動は厳しくなってきています。 そこで2年前から井波地域では一般社団法人イドウラボが設立され、様々なモビリティの実証実験を行っております。 井波の100年後の進化をつくる人に勇

          ◇新規募集【(MA)P_募集】地域モビリティ (一社)イドウラボ メンバー

          ジソウラボ、念願の「地域商社INAMI base」が本格始動! (2023年5月活動報告)

          こんにちは、ジソウラボの彫刻家・前川です。5月20日にジソウラボ一同が東京井波会総会に参加させていただきました。コロナ禍に法人登録したジソウラボとしては、首都圏で活躍される先輩方と井波について語れて、ようやく念願が叶った1日だったと思います。 また、4月に設立された「地域商社INAMI base」がいよいよ本格的に動き始めました。経済産業省の事業『伝統的工芸品「井波彫刻」DX推進事業』をきっかけに井波のアイコンの一つでもある井波彫刻を地域商社としてバックアップすべく取り組ん

          ジソウラボ、念願の「地域商社INAMI base」が本格始動! (2023年5月活動報告)

          子育て世代へ!頼りになる地域の保育サービス

          こんにちは、ジソウラボです。 リモートワークで働く環境が広がり、場所にとらわれない働き方が出いる時代になりました。 しかし、旅先や、帰省先で、愛する我が子と自宅でリモートワークは、なかなか難しいですよね。 そこで、井波地域が属する南砺市の「一時保育」情報が公開されていましたのでこちらで公開させていただきます。2拠点居住を考えている方、週末起業を考えている方の参考になると嬉しいです。 (本情報は、南砺市に電話問い合わせを行い掲載しております。一方でコロナ感染の状況に応じて

          子育て世代へ!頼りになる地域の保育サービス

          地域の人に常連客になってもらうための方法は?【#4.愛される飲食のつくり方】

          私たちジソウラボは、「つくる人をつくる」をビジョンに掲げ、富山県南砺市の井波地域で活動している起業家支援チームです。 地方で、そして井波で起業したいという方々をサポートさせていただく中で、よく伺うのが「食文化をつくりたい」という声です。一方で、飲食ビジネスや地方での起業に関心がありながらも、コロナ禍のためになかなか一歩を踏み出せないという方が多くいらっしゃると感じています。 そこで、サステナブル都市計画家の山崎満広さん、建築家でジソウラボメンバーでもある山川智嗣さんをお迎えし

          地域の人に常連客になってもらうための方法は?【#4.愛される飲食のつくり方】