熱狂!ヨーロッパ史(古代〜中世編)

5つの時代と5人の英雄を織り交ぜた形の流れで進めていきます。

《5つの時代》  《5人の英雄》
①ギリシャ    ①アレクサンドロス
②共和制ローマ  ②ハンニバル
③帝政ローマ   ③カエサル
④ビザンツ帝国  ④カール大帝
⑤フランク王国  ⑤ジャンヌダルク
※ 帝政ローマ時代までを古代としている

《アレクサンドロスの物語》

ギリシャにてアテネVSスパルタが争っていた時代、圧倒的な強さでマケドニア領土を拡大していった若き戦いの天才アレクサンドロスことアレクサンダー大王。アレクサンドロスは戦争にイノベーションを起こしました。(下記参照)また、戦いにおいても後ろで指揮を取るだけではなく自ら戦場の前線に立ち、武器を手に取り、圧倒的な強さを見せつけました。
そんな、アレクサンドロスも最後は最強の称号を得たまま32歳という若さで病死してしまいます。その際に残した遺書がその後、最悪の時代を呼び寄せてしまうのです。
その遺書は後継者についての遺言。そこには『最強の奴が俺の跡を継げ』と記されていました。聞こえはめちゃくちゃカッコいいのですが、その言葉を信じ我こそはという者同士の争いにより最後は滅びてしまうのでした。

☆アレクサンドロスが起こしたイノベーション

① 戦争時に家族を一緒に連れて遠征に行くという慣習をやめたいくのを止めた
②船で出陣せず、相手を待ち伏せる戦略を編み出した。(船で出陣するのはリスクが高い為、敵が物資を補給しに上陸するところを待ち伏せてボコボコにするという画期的な作戦を立てた)

《ハンニバルの物語》

ローマ最強時代の始まり。名将ハンニバル率いるカルタゴVS共和制ローマの戦い。ハンニバルは、あのナポレオンが選ぶ7人の天才のうちの一人。ハンニバルが幼少の頃、親父がローマに敗れてしまいます。その親父の意志を継ぎ、そこからハンニバルはローマに「一矢報いる」という復讐の天才となる。
ハンニバルの凄いところは奇策とそれを支える人気度の高さです。
そんな天才ハンニバルも、スキピオというローマの天才に敗れてしまうのでした。

☆ローマとの戦いにおける奇策

・ローマを攻める際、イタリア先端(ブーツの先)から攻めるのが一般的な戦略だと言われているなか誰も予想もしないスペイン側から像に乗って攻め込みました。こんなとんでもない戦略を敢行しようと思っても普通は誰もついてきませんが、ハンニバルの信用と人気の高さで皆がハンニバルが言うのならと一致団結して向かっていきました。

《カエサルの物語》

内乱状態に陥ったローマを卓越した軍事能力によって内乱を平定し、実権を握った帝政ローマの礎を築いた天才カエサル。政治家であり、軍人であり、文筆家としても有名な人物。カエサルは他の英雄と違って(金無し、おっさん、浮気者)という面白い人物で皆からの支援のされ方もまた一風変わっているカエサル。
最後は、俺が王になると言い放ったカエサルだが、共和制のままでいたいと思う者達に刺され死んでしまう。

☆応援のされ方
・カエサルはお金がない為、色々な人からお金を借りるのだが、めちゃめちゃな金額を借りていました。その為、貸した人は踏み倒されては困るから、貸した金が返ってくるようにカエサルを応援するという形で支援者が増えていきました。

《カール大帝の物語》

五賢帝(5人の皇帝)がローマ帝国を作るも、でかくなり過ぎてしまい東西に分裂します。東側がビザンツ帝国になり、ローマ帝国の名残りを残しその後、千年ものあいだ続いていきました。
一方、西側はすぐに滅びてしまいます。そこにゲルマン民族が西ローマ帝国の跡地に大移動してきて、フランク王国が建国されました。その王に着いたのがカール大帝です。

☆カール大帝の凄いところ
・古典ローマ、キリスト教、ゲルマン文化の融合を体現し、中世以降のキリスト教ヨーロッパの王国の太祖として扱われており、「ヨーロッパの父」と呼ばれている

《ジャンヌダルクの物語》

ローマ帝国と同様にフランク王国も東西に分裂します。東側では神聖ローマVSイタリアによるローマ争い(どっちが本当のローマか?)が勃発。西側ではフランスVSイギリスの領土問題の戦いが勃発しました。最初はフランスが劣勢でしたが、フランスの偉人ジャンヌダルクがフランス軍を率いて戦いに勝利しました。

☆ジャンヌダルクの凄いところ
・女性という事を隠し、男として戦場にでて戦いで実績を上げてしまった
・戦況の悪化していた、フランス軍を奮起させ、イギリス軍との戦いに勝利をもたらしました。この時の名言がFollow me(フォロー・ミー)です

☆サブストーリー

① ローマ帝国の終わりかけの時にキリスト教を国教とした為、ヨーロッパがキリスト教中心社会になったと言われている

② ローマではラテン語が公用語として使われており、現在のアルファベットの語源と言われている

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