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最近のお葬式
最近お亡くなりになられた「田村正和」さんの葬儀について
弟さんの「田村亮」さんは
「近親者9名のみで派手にせず、静かに見送った」とコメントされている。
あの人気俳優「田村正和」さんのお葬式でさえ、弔問なしの家族のみ
お葬式というのは、「お金があるから大きく盛大に」「お金がないから小さく」というものではないらしい。
一方の結婚式の場合であれば、お金をかけた分の思い出や、アピールができるだろうが、お葬式を盛大にやる必要性っていったい何のため?
ずばり、田舎の村であれば、未だに葬式の規模で陰口・・・ということもあるが、それ以外の地域では大きなお葬式の必要性は皆無に等しくなっているのではないだろうか?
それでも、駅前には立派な葬儀施設が今でも建設ラッシュという。
なんでもコロナの影響で補助金が出て、葬儀屋が大きな会館を建てる資金を銀行が喜んで回している・・・という話も聞く
盛大なお葬式を家族や本人が望んでいるならば、それに見合った会館で行うのが良いだろうが・・・
望んでいない、もしくは分かっていない人たちに無理に大きな葬式を押し付ける商法は、いい加減やめた方がいいと私は思う。
先日、小耳に挟んだ話
互助会の会員になって40万円ほど積み立てていたらしい。
その人の家族が亡くなって、この互助会に「普通の家族葬でお願い」といって、見積り依頼をしたら、
「70万円です」という回答が返ってきたという。
その人が
「70万円だったら40万円の積み立てがあるから、残り30万円の負担ですね」
と聞いたら
「いえ、追加で70万円のご負担が必要です」
と言われて激怒した。
という話だった。
正直、この話を聞いた感想としては
「合計で110万円だったらまだマシ」
ということが頭をよぎった。
ひどいところになれば、300万円以上のお葬式を平気で、普通に
販売してくる。
詳しい説明もなく・・・だ。
今の世の中で、こんな商売が成り立つ理由がわからない。
本当にわからない・・・
こうした背景には、「生きているうちから葬式の話は縁起が悪い」
という風潮が大いにある。
生きているうちでもなんでも、葬式の相場くらいは知っておいたほうが良い
中には家族葬で30万円の請求に
「なんでこんなに高いの?」という人もいる。
「なんで安いの」とは言わない。
要するに相場がわかっていないのだろう・・・
八百屋でキュウリや大根を買うのとは全く訳が違う
でも車が買えるほどの金額はおかしい
今の時代ならば家族葬の一日葬30万円程度〜二日葬60万円程度が目安ではなかろうか?
インターネットでポチンとやればだいたいの相場くらいは頭に入ると思うので、やってみてほしい。
出来なければ、お孫さんに聞いてみてほしい。