【北海道のひだりうえ|いけちゃん】サーファーと過ごす利尻島旅
9月のはじめ、利尻島へ向かった。今回はひとりではなく、同伴者を連れて。昨年、北海道の右側にある滝上町に越してきたサーファー、池田智彦(いけちゃん)との旅だ。一緒に過ごしたのは4日間で、いけちゃんはその後も2週間ほど利尻島に滞在した。(そのことは別でまとめてくれることを期待)
凪いだ海をフェリーで利尻島へ
お盆を過ぎると肌寒くなる北海道にしてはめずらしく、半袖半ズボンでも過ごせる程よい気候。凪いだ海をフェリーで利尻島へ。
1時間30分ほどの船旅を終えて、利尻島に到着。変わった形のペシ岬がいつも迎えてくれる。
利尻らーめん味楽とサーフィンスポットめぐり
利尻島ではじめての食事は「利尻らーめん味楽」。ここの店主夫妻は以前遠別町で暮らしていて、息子が同い年で同じ中学校に通っていたということもあり利尻島の実家のような場所。ここの焼き醤油ラーメンは二日酔いでもスープまで飲み干せる。
腹ごしらえをすませて、利尻島のサーフィンスポットをめぐる。
利尻島には何度となくきたことはあったけれど、サーファー目線で見たことはなかった。この日は風もなくべた凪でサーフィンには向いていない波らしい。打ち上げられたおびただしい数の利尻昆布。
オタトマリ沼から見る利尻岳は相変わらず凛々しくそびえ立っていた。
ほどなくして、夕暮れ時。
空と海が溶けるような夕暮れ時の余韻を味わいながら、沓形地区にあるスナックウニ丸で楽しい夜を過ごして初日は終了。
島の青とスープカレーunballon、海水浴
翌日も晴天。利尻島で見る空と海はいつも見るそれよりも広く、澄んで見えるから不思議だ。
風がなく海が凪いでいる、ということはサーフィンができないということ。それでも心地良い天気で過ごす島の時間は格別だ。
昼食は利尻昆布だしを使用したスープカレーunballon。利尻らーめん味楽の姉妹店。腹ごしらえをすませて、海水浴へ。
海水浴をしたのなんて、おそらく20年ぶりとかそれくらい。利尻島の海は透明度が高く、岩場もたくさんで年甲斐もなくはしゃいでしまった。
この日の夕陽もまた良かった。
サーフィンができない凪いだ海の日は、もれなく美しい夕暮れ時を味わう。
勿忘草と釣り、pierce
翌日も澄んだ青空。海も凪いでいる。この日もサーフィンはできないということが確定した。それでも風のない晴天は気持ちが良い。
昼食は勿忘草(わすれなぐさ)のラーユタンメン。利尻島のこの店でしか見たことがないが、驚愕のうまさ。麻婆豆腐もおすすめ。
昼食後は町を散策しながら、釣りをしてみたり。
夜は利尻富士町にあるPierceというスナックへ。テレビでも紹介されたことがある全寮制のスナックで、全国から女性がリゾートバイトとして来ているお店。
さまざまな土地、それぞれ違った目的、目標のためにリゾートバイトをしている方の話を聞くだけでも楽しい。
翌日、フェリーターミナル前にあるお店、TSUKICAFEで昼食。フェリーから降りて、徒歩1分の場所にあり昼からお酒も飲める最高のお店。
4日間の利尻旅、結局サーフィンはできなかったけれど、夏の残り香を十分に堪能した旅だった。
帰路のフェリーからのぞくマジックアワーと利尻岳。
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