函館3周目の楽しみ方
函館3周目の楽しみ方
今年度3回目の函館。一昨年から毎年来る機会にめぐまれて、北海道ほぼ縦断も慣れたものとなりつつある(それでもつらいものはつらい)。
今回も函館IN&OUTの阿部光平さん(以下阿部さん)にご案内いただいて、普段とはすこし違うルートで函館を楽しく過ごすことができた。いつもありがとうございます。
noqa hair design
函館に来て、一番最初の用事がここ noqa hair design。阿部さんのパートナーやこさんが2月にあたらしくオープンした美容室。西部地区という函館山の麓に位置しており、店内からは函館山も一望できる。
とても素敵な笑顔で迎えてくれたやこさん。初めましてなのに、「阿部さん」という共通の話題もあって会話が弾む。
2021年10月からはじまった美容室の改装作業は自分たちでできることは自分たちでやったとのこと。4ヶ月で開店にこぎつけたのすごすぎる。
席数が2席と、自分のような田舎者が緊張しないやさしいスタイルもうれしい。
ちゃっかりポストカードも置いていただきました。
BARと喫茶とビリヤード ライオンのサム
その後は西武地区をすこし散歩。
函館駅前とまた少し違った景観。阿部さんと合流して同じく西部地区に新しくオープンしたBARと喫茶とビリヤードのお店ライオンのサムへ。
以前函館にあったビリヤード場のビリヤード台を引き継いで営業しているライオンのサム。コロナの影響で休業中のお店も多い中、店が開いているというだけでも救われる気持ちになる。
お酒とちょっとしたおつまみもあるので、ずっといられる。
マスター高橋さんの不思議な経歴の話を酒の肴にアルポンの二人で瓶ビールをすごい勢いで飲み進める。
たまたま入ったお店で、気の合うマスターと談笑し、カウンターに座る他のお客さんとも話が盛り上がる良い夜を過ごす。店名のライオンのサムという由来は上の写真の奥にあるポスター、ラストショーの登場人物から頂いたらしい。
西部地区からホテルのある函館駅前まで、市電で移動。市電のある時間に解散するのはめずらしいことだけれど、そこそこ酔いはすすんでいた。
焼肉とらーめん 食堂良ちゃん
翌日、温泉でしっかり整ったあとのランチは焼肉とらーめん食堂良ちゃん。阿部さんも昔からたまに来ていたお店ということで、期待がふくらむ。
テンポ良く函館訛りの会話をする阿部さん。良ちゃんの人柄も良くて、一度来ても美味しくて良い店だと感じるけれど、何度も足を運べばその分感じる魅力も増しそうなお店。好きです。
夏井珈琲
良ちゃんで満腹になったあと、「ちょっとコーヒー飲みたくない?」と阿部さんが思いついて寄った夏井珈琲。NHKのローカルフレンズ出会い旅で紹介されて知っていたので、うれしい提案。
ふらりと入れる、センスあふれる珈琲店があるのはとても良いこと。
やきだんご銀月
「函館のお土産のおすすめといえばなんですか?」と阿部さんに聞いて、おすすめしてただいたやきだんご銀月。
この日は残念ながら焼きだんごが売り切れ…早い時だと午前中で売り切れてしまうらしい。また函館に来る用事が増えた。
COFFEE ROOM きくち
友人が住む地に何度も通う楽しみ方
北海道だけでも色々な地域で友人が暮らしており、まだ行けていない地域もある。その中でも函館は阿部さんと知り合ってからすでに5回以上行くことができて、その度にたくさんのお店に連れて行ってもらっている。
知り合う前はほとんど行くことがなかった函館のことが少しずつ好きになり、行くたびに新しい用事が増える。
友人たちと過ごす阿部さんはこれまで何度も見てきたけれど、家族と過ごす阿部さんの一コマを見ることができたのも今回の旅の収穫。
初めての土地で感じる刺激や楽しさも素晴らしいものだけれど、自分はどちらかというと一度と言わず、何度も訪れて見えてくるその地の魅力や楽しみ方も感じたい。
次はいつ函館に行けるだろうか。