地域経済のために循環を増やす
＊自己紹介
皆さま初めまして
田舎オンラインの代表を務めております
髙木 駿（たかき しゅん）と申します。
私は、島根県大田市という人口3万人ちょっとのいわゆる田舎で生まれ育ちました。
幼少期はこのちいさな町も、自分にとっては世界のすべてだったので、空が広いことが当たり前だと思って過ごしていました。
18歳の時に国際ボランティアが盛んな大学へ進学し、将来も海外でボランティアをしながら人のためになる人生を送りたいと考えていました。
しかし、発展途上国に実際に行ってみて現地の人たちと触れ合う中で感じた事は、生活は日本と比べると貧しいのかもしれないけど、だからと言って幸せじゃないわけではないという事です。
その経験から、遠くの誰かではなく、まずは近くの目に見える人たちへ還元しようと考え、生まれ育った島根県で社会に貢献しようと決意しました。
＊田舎×EC（Electronic Commerce）
～求められる地域資源を全国へ～
多くの地域では住民の高齢化や若年層の流出が進んでいます。地域の事業者も高齢化が進み、先進サービスの導入や利益確保に苦戦を強いられていると感じています。
島根県も自然豊かな環境で農産物から海産物、畜産物まで幅広く質の高い製品を生産しているのにも関わらず、情報発信には人やお金が必要となり、事業者単位ではどうしても効率が悪くなります。
こういった問題は人口減少が進み、使用できるリソースが減っていく事に比例して大きくなっていきます。
問題を解決するためには、リソースの共同利用やDX化による限られた人数でも高い付加価値を生み出していく事の出来る仕組みの開発です。
島根県の商品は全国でも評価されるべきものが沢山あります。
そんな商品や事業者様を全国の皆さまに伝えたいと考え、2021年より田舎オンラインというメディアサイトの運営を開始致しました。
生まれ育った島根県に少しでも還元をしたい。
地域の人、そして商品を受け取るお客様に対してすべての人が幸せになるような活動を心がけていきたいと考えています。
＊地域経済のために循環をふやす
島根県のために、何か還元したいと考え抽象的な目標をもって始めた事業ですが、様々な人と関わる中で気づいた事があります。
島根県以外の地域でも、根本的な地域課題はほとんど同じという事です。
人口減少、流出による地域経済の衰退。
高齢化や建物の老朽化。それに伴う生活利便性の低下。
中小企業の担い手不足。
一人当たりが生み出せる付加価値の減少。
この問題に対して自分が社会に対して出来る事を探した時に、たどり着いたのが『地域経済のために循環を増やす』ということです。
経済は取引という最小単位で構成されていて、その取引が市場を形成し経済という枠組みを作っています。
この取引とは、価値（お金）と価値（モノやサービス）の交換です。
取引の回数が増えたり、大きくなると市場が膨らみ、経済にいい影響を与えます。
すなわち、地域経済を良くしていくためにはこの取引の回数を増やし、循環を生むことが必要です。
そのために大切なのは、地域のために支出するという考え方です。
皆さんの住まう地域には、数多くの優れた人やモノや資源が溢れています。
まずは、そこに目を向け地域に支出することが必要です。
島根県だけじゃなく、全国的なこの社会課題を解決していく事が我々のミッションだと考えています。
＊遠きに行くは必ず邇きよりす
大きな物事を成し遂げるためには、
目の前の小さな物事を進めていく必要がある。
地域経済に貢献するためにも、目の前の出来る事に集中し、ひとつひとつ歩を進めて参りたいと思います。
＊プロフィール
1995年1月14日生まれ
山羊座 A型
島根県大田市出身
名古屋商科大学卒業後、地元の金融機関に就職。その後、都内のITベンチャー企業や地元の行政機関で経験を積み2021年に田舎オンラインを開業。
＊INAKAONLINE（田舎オンライン）
2021/2~
https://inakaonline.store/
ちなみに田舎オンラインという名前は島根県の地味で田舎というイメージに重ねています。
田舎オンラインという地味で田舎っぽい名前のサイトを開いて実は島根ってこんなにいいところなんだ、こんなにいいものがあふれているんだと感じて頂ければ幸いです。
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