夏越しの大祓いは、田植えの打ち上げだった?
6月は旭地区の各神社で
夏越しの大祓いがあります。
(なごしのおおはらい)
半年分の罪穢れを祓い、暑い夏を乗りきる。
簡単に言うと、そんな意味です。
大祓い詞を唱えたり、
人形に罪穢れを移し、おたき上げをしたり
神社によって変わります。
さて、旭町誌によると
有間町の大祓いの記述があります。
今から50~100年ぐらい前の話だと思います。
今は5月が田植ですが、一昔前は6月が田植えの時期でした。
村の結いによって行われた田植えが6月末に終わり、ちょうど大祓いの時期です。
さあ、田植えとお堅い大祓いの神事も終わり
みんなで夏を越せるように(これから始まる草取り)鋭気を養いましょう!
ってなノリでしょう。
令和の現代では、少しおつまみ程度は出ますが、基本的に神事が終われば解散のところがほとんどです。
稲作の機械化とともに、時代の流れで
打ち上げ?も簡略化されてきました。