部活指導「やりがい」1割 〜部活動地域移行編No.8
みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
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今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行
についてご紹介しております。
今回は、部活動地域移行編です。
古くからある「部活動」を未来の形(あるべき姿)へバージョンアップするプロセスをお伝えしていきたいと考えます。
先生たちの声
振り返り
前回#7では、「子ども達の声」と題して、部活動地域移行をするために必要なことを直接子どもたちに聞こうと思ってたけど、結局聞けなかったというお話しでした汗
報道によると・・・
11月28日の北海道新聞社会面。
今回の記事のタイトルに用いたリードが目についた。
全日本教職員連盟による勤務環境調査の結果が公表されたという内容。
記事の結論としては、
「部活動指導が、教員の負担になっていることが要因で、やりがいを感じる中学校教員が1割にとどまっている」
というもの。
中学教員の部活動への意欲が、
・「大いにやりがいを持っている」=12.0%
・「子どもの成長のために取り組んでいる」=30.7%
ということである。
つまり、
「子どものためになんとかやっている」
あるいは、
「子どものためと思う意欲も低い」
というのほとんどで、自分自身のやりがいも十分に感じて取り組んでいるという先生が1割強しかいないという調査結果を説明しているものである。
このほか、
・部活動業務が原因で退職を検討したことがあるか
・部活動地域移行後も、引き続き指導に従事したいか
といった質問もあったようで、どれもネガティブな結果が記載されていた。
報道に基けば・・・
個人的には、正直この結果はあながち嘘ではない、相当程度リアルな結果だと捉えている。
やりたくないのに子ども達を教える先生
やる気のない先生から教わる子ども達
これはいずれも不幸であるがしかし、残念ながら現実である。
だからこそ、
『不幸を、いかにハッピーへ側へ持っていくのか』
が部活動地域移行だと私は考える。
そして、
『できる人が、できることを、できる範囲で』
やりたいことを、子どもも大人も選択できる体制づくりだと捉えているからだ。
むすびに
国(文部科学省)では、平日や休日の全てを完全に地域へ移行させる時期の目安として、早くとも2027年度を目指しているようです。
とはいっても、2026年度には平日も地域移行化を目指しているということだから、1年度ではおそらく完全にはならないでしょう。
ましてや、2025年度までには休日が全て地域移行されていることが前提にもなっているかと思いますので、全国的に完全移行するのは、良くて2020年代ではないかと個人的には考えます。
そんな中でも、国や北海道と連携し、もがきながら進めていく姿を、私はこの記事を通して伝えようとしているわけです。
この一連の記事が、誰かの何かの役に立つことができれば、それほど嬉しいことはありません。
途中、デスマス調やデアル調が混在しましたが、私はどうやら真剣にないかを意見表明しようとする時、力が入ってデアル調になるのかもしれませんw
余談でしたw w
今回も、ご覧いただき誠にありがとうございました!
※今日のヘッダーは、take_1217さんの作品を使わせていただきました!ありがとうございました!!