保護者の皆さんと相談②　〜部活動地域移行編No.12

みなさん、いかがお過ごしでしょうか！？
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
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今回は、「温故知新」（おんこちしん）シリーズ。
・古く（以前）からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行
についてご紹介しております。

今回は、部活動地域移行編です。
古くからある「部活動」を未来の形（あるべき姿）へバージョンアップするプロセスをお伝えしていきたいと考えます。

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保護者会の検討結果

振り返り

前回＃11では、「子ども達の声」をアンケート調査した結果に基づき、保護者会を開いて議論した内容についてお知らせしました。

今回は、その議論の結果について共有させていただきたいと思います。

①講師報酬

子どもたちの意見をそのまま取り入れた場合、活動が５回／週ということになります。
この場合の報酬について試算したところ、引き続き５家庭で活動を続けるとした場合、20,000円／月以上の費用がかかることが判明しました汗

そこで、週の回数を減らしたり、会員を増やした場合など、様々なプランを保護者の皆様にご提示させていただきました。

②移動経費

子どもたちが所属する学校でないところでやりたいとなった場合、「では、バスを出すか？」といった調整及び経費がかかる可能性が生じるところですが、今回は幸いにこのリスクは回避されました。

③会員の範囲

ここが実は、①に直結する部分です。
つまり、月当たりの会費をいくらにするのかを検討する上で、活動回数とともに重要なファクターとなります。

以前も書きましたが、選択肢としては次の様なことが考えられます。

• 他の中学生と活動する。

• 小学生と活動する。

• 大人たちと活動する。

などなど。
この中で最も意見が多かったのは、「他の中学生と活動する」でした。
前回も書きましたが、他校の中学生との合同は現状困難なので、実は下の二つ「小学生」と「大人たち」がキーワードとなります。

「小学生」については、非常に現実味があると考えています。
というのも、私たちの子どもが所属する学校は、「義務教育学校」という校種です。
平たく言えば、小学校と中学校が合体しており、中学生は７年生・８年生・９年生と呼びます。
つまり、同じ学校にすでに小学生も所属しているため、共に活動するということが物理的には容易な状態になっています。

また、「大人たち」も非常に現実味のあるプランです。
私たちの学校は、実は地域の方がいつでも自由に出入りできる場所があります。
今回の保護者会もその場所で行ったのですが、活動への参加をPRしやすい、活動を見てもらいやすい環境がすでにあります。
これを活かさない手はないと考えています。

検討結果

以上を踏まえ、今回の議論では次の結論を導きました。

• 会費については、新年度より現在の月額から倍増させる。

• 地域移行の時期を「来年度中」とする。

そして、「中学生と活動したい」という子どもたちの意見を最大限尊重しながら、いかに会員の拡大に努めていくか、合意点を探っていくことが事実上決まったと考えています。

むすびに

現在各所と調整しながら、
・次年度、地域移行した後に具体的にどれくらい経費がかかるか？
・地域移行した場合、これまで学校の先生がしてくれていた仕事を、具体的にどう保護者会内で役割分担してやっていくか？
について検討中です。

この辺がまとまったら、次のステップへと進みたいと考えています。
次のステップとは具体的に、

• 子どもたちとの対話

• 学校との対話

• 保護者の皆さんとの対話

• 総合型地域スポーツクラブとの対話

• 行政（教育委員会）との対話

です。
これらを同時多発的にこなしていく必要があります。
幸いに私は、どのアクターとも距離感が比較的近いので、この任を任されたのだと自覚しております。

てか、
「なんで総合型地域スポーツクラブが関係あるの？」
「吹奏楽は、スポーツじゃないじゃん」
と思われる方もいらっしゃると思います。
この辺をこれまでの記事の中でちゃんと書いてこなかったので、おいおいその辺の話もできればと思います。

子どもたちの「やりたい！」を実現するため、闘志を燃やしていきたいと思います！

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今回も、ご覧いただき誠にありがとうございました！

※今日のヘッダーは、TOMOさんの作品を使わせていただきました！ありがとうございました！！