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部活動地域移行のアクター 〜部活動地域移行編No.6
みなさん、いかがお過ごしでしょうか!?
私はいつも、読書を主軸に色々書いています。
↓↓↓
今回は、「温故知新」(おんこちしん)シリーズ。
・古く(以前)からあるものを形骸化させず、いかにして現代の人々へ適用させていくのか、
・改めてその団体の意義を感じ、みんなで楽しむことができるのか、
ということを私自身のテーマにして取り組んでいる
・自治会活動
・PTA活動
・部活動地域移行
についてご紹介しております。
今回は、部活動地域移行編です。
古くからある「部活動」を未来の形(あるべき姿)へバージョンアップするプロセスをお伝えしていきたいと考えます。
部活動地域移行の実践に向けて
振り返り
#1から#5にわたって、
・これまでの部活動の姿
・そこで抱えられていた課題
・その課題の解決策の検討
・その策のメリデメ
についてお伝えしてきました。
前回#5では、部活動地域移行のデメリットについて検討してみました。
主なアクター
ということで、要するに前回までは理論編と言えるような内容でしたが、
「では、具体的にどのようにやっていくのか?」
という点でお話しを進めていければと思います。
そこで先に整理しておきたいのが、タイトルとした「アクター」です。
要するに、部活動を地域移行させるための主な登場人物、ステークホルダーについてまずは整理しておきたいと思います。
子ども: これは、言うまでもなく『主人公』です。しかしどうでしょう。意外にも、彼ら彼女らの声が本当に聴かれているのか、本当に声を発することができているのか。細心で最大の注意を払わなければいけない方々だと考えます。
保護者: 子どもの次に、本来主人公にならなければいけない助演的存在です。しかしどうでしょう。保護者としての主権を、これまで学校の先生に任せきりにしてこなかったか、本当に主体的に関わってきたか。先生方に負担をかけてきた一つの要因を産み出す源泉ではなかったでしょうか。
学校(先生): これまで、子どもの次に主人公でした。いや、むしろ主人公になりたい、部活動 ”命” の先生も一定数いらっしゃったかもしれません。ここからいかに手を離すことができるか、その仕組みを地域が提供できるか。ここが、この取り組みの最重要課題となります。
地域(指導者):これまで一定数は存在していたであろう各地域クラブ。既存クラブにどれだけ担っていただけるか、存在しないのであればどのようにその仕組みを創り出すか。上記最大の課題を解決する手段として、最も重要なことです。
教育委員会(行政):子どもの教育環境を整える責任、学校の先生の勤務環境を整える責任、地域を活性化させる責任を相当程度負う存在。その組織が管轄する範囲内に存在する各アクターと利害調整を行いながら、最適解を模索する必要性が非常に大きく、その緊急性も高まっています。
以上が、避けようのない、絶対参加のアクターです。
これらのアクターが、膝詰めで時間をかけて建設的な議論を積み重ねることができれば、確実に良い成果が出ます。
しかしっ!!
そう簡単にはいかないのが、世の常ではないでしょうか?
そこで、私の住む地域ではもう一つ重要なアクターが存在します。
それが、『総合型地域スポーツクラブ』というNPO法人です!
この法人が、主たる5アクターを結ぶ、クッション材・橋渡し役として活躍しています。
むすびに
今回は、部活動地域移行という物語に登場する人物紹介を行いましたw
次回以降は、このストーリーを具体的にどのように紡いでいくか。
要するに、ハッピーエンドに向かって、各アクターが具体的にどのように動いているのかという実践事例についてご紹介していければと考えます!
今回も、ご覧いただき誠にありがとうございました!
※今日のヘッダーは、Headline Image Makerさんの作品を使わせていただきました!ありがとうございました!!
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