半導体って何?
昨日のできごと
昨日(7月17日)のお話し。
とある市民団体の活動に参加してきた。
その会は、地元の自然を守り、次の世代へそのまま、あるいはそれ以上に良い状態のまま引き継いでいこうとする人たちの集まりだ。
これまで、産業廃棄物処理場の建設などで活動してきたようであるが、今回のテーマは、私がこれまでも何回か別のマガジン「新千歳空港」でもお届けしている、北海道千歳市では目下、国家的ビックプロジェクトである『ラピダス』で製造される『半導体』について。
工場建設はすでに始まっており、建物の外観が少しずつあらわになってきた。
ラピダスによりもたらされる経済効果は、私たち地元にとっても大きなチャンスである。
そうしたプラスの面に注目されがちだが、
・そもそも『半導体』って何!?
・デメリットはあるの? それはいったい何!?
この会の案内チラシを見て、もしかしたらこうしたことを学べるのではないかと考え、参加させていただくこととなった。
感想
これまでの日本全体の歴史を遡れば、一時期世界シェアの半分と言われるほど日本での生産が盛んだった時期があったとネットには出ていた。
そして現在では、特に熊本において台湾企業などの進出を中心に、日本版シリコンバレーよろしく盛んになっていると認識している。
ただ、これらの歴史や熊本での隆盛の背景には、様々な事故・災害があったということを今回学ぶことができた。
つまり、
・製造過程で様々な危険物質を扱うこと
・その管理、使用が非常に危険を伴うこと
・それらが周辺環境に影響を及ぼす可能性があること
を知る、考えるきっかけとなった。
今回は改めて、
「ものごとは全て表裏一体、良い面もあれば悪い面もある。」
「完全・絶対のものはない。」
ということを感じた。
絶対に落ちない飛行機はない。
絶対に間違えない先生はいない。
絶対的なヒーローも存在しない。
見方を変えれば、それは良くもなり悪くもなる。
どちらの面もあるということを理解し、それを踏まえてどうするのかを考え、そして行動すること。
行動とは、ただ要求するだけではない。
主体性をもって、自らの責任において実行すること。
今回、半導体やラピダスがもたらす負の面を知ったから、「反対運動を起こそう!」ということでは全くない。
ただ、そうした「見たくない面としっかり向き合っていこう!」という考え方を持つことができた。
これは、私にとって大きな収穫だった。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!!
※ヘッダー画像は、黒ごまさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございました!
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