僕が田舎で農業をしている理由 なぜ自衛隊の音楽隊から農業なのか~3~ タキイ園芸専門学校編
どうもいなかまのこーです。最近暑くなってきてやっと夏の感じがしてきました。
さて、前回のお話では自分の自衛隊時代のお話をさせていただきました。今回は滋賀県にあるタキイ園芸専門学校編です。
前回の記事はこちらから確認していただけると幸いです。スキしてもらえるとやる気が出て続きを書く気が起きます!!よろしくお願いします。コメントもうれしいです!!
タキイ園芸専門学校は桃太郎トマトで有名なタキイ種苗が運営する専門学校で全寮制の男子校です。18歳から24歳までの男子が北は北海道、南は沖縄まで生徒がいました。
基本は1年制で希望者は2年間学ぶこともできるという形です。寮は、1年生は二人部屋、2年生は一人部屋になります。授業は基本的には実習中心のとにかく現場で学ぶスタイルで水曜日と土曜日の午前中は学科があり大学の教授のお話を聞くことができます。京都大学の先生の学科もあります。
実はタキイ園芸専門学校は厳しいことで有名で圃場では3歩以上駆け足、外泊は基本禁止、自動車の運転も禁止等々事前に聞いていたのですが思った以上に規律に厳しかったです。
もちろん自分は自衛隊に行っていたこともあり、多少は慣れていたのですが…大変でした。特に自分は歳的に最高齢(とはいえ24歳ですが…)ということもあり18歳のパワフルさに圧巻されました。
全力での校歌、寮歌を暗記して歌ったり(試験がありなかなか受からなくて大変)、圃場を雨合羽を着て全力疾走したり(蒸れてとても不愉快)、みんなで体育祭で踊ったり(自分たちで踊りも考える)、勉強に一生懸命打ち込んだり(おかげさまでとても勉強になった)、山の中をみんなで歩き回ったり(ウサギ狩りというイベントがあってかなり険しい山の中を歩く)、夜遅くまで農業について語ったり厳しいことも、つらいことも理不尽なこともありましたが今となってはいい思い出です。
休みの日は基本自由なので(外泊禁止で門限は早いですが…)京都のお寺を巡ったり、農家さんの見学、京都大学の先生にお願いしてお邪魔させてもらったり…
とても楽しかったです。(笑)その苦楽を共に同じ釜の飯を食った仲間と最後にお別れするときは自分も泣いてしまいました。
もし、行こうかどうか迷っている人がいればぜひ行ってみるのは面白いと思います。
僕は資格取得にも積極的で農業簿記検定4級と土壌医検定2級を取得させていただきました。
種苗、品種の最先端を学ぶことができるはずです。そして何事にも代えがたい思い出ができます。
(同じ部屋だった同期です。長崎出身の気のいいやつです。)
(休みの日に行った川口由一さんの赤目自然塾)
(京都大学にもお邪魔させていただきました)
(京都大学でお世話になった方に連れて行ってもらったお米をコースで出すお店)
そこで僕は、学んだ仲間の中で特に今後一緒に働きたいという仲間もできました。まだ、実現はしていませんが長尾農園に呼び必ず働いてもらう予定です。(2~3年以内には!!)
そして学校卒業後僕は自然栽培について学ぶべく、福岡正信さん(藁一本の革命などで有名で自然栽培の第一人者)の農園にお邪魔することにしました。そこから自然栽培の農家さんの家を昼間働く代わりに寝床とご飯を頂いて勉強しながら回るようになります。
そこで、福島への理解や現状、そして、いろんな人にお世話になっていきます。
長くなったのでこの辺で次回、農業旅編をお楽しみに!!いなかまこーでした。
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