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vol.20 副業より簡単!投資初心者が小額から始めることができる副収入・不労所得への道 チャートの見方4続き
「vol.16ではチャートの基本やロウソク足について、vol.17ではロウソク足の特徴について、vol.18では大陽線と大陰線について、vol.19では移動平均線についてを説明しました。今回はチャート分析の基本、平均線の続きを説明したいと思います。」
移動平均線を応用したチャートの見方
では移動平均線をみるうえで何がトレンド変更のサインかを説明したいと思います。
ゴールデンクロス
中期の移動平均線と長期の移動平均線の2本を使用してこの2本の線のクロス(交差)を売買のサインとする見方があります。
中期移動平均線が長期移動平均線を下側から上抜ける(クロスする)ことをゴールデン・クロスといい、買いサインとなります。
デッド・クロス
一方で、中期移動平均線が長期移動平均線を上側から下抜ける(クロスする)ことをデッド・クロスといい、売りサインとなります。
チャートをみて考察してみよう
上チャートをご覧ください。先ほど移動平均線を紹介した際に使用したものと同じ日足(2020年8月から2020年12月の南アフリカランド/円)です。矢印の部分をご覧ください。移動平均2の中期移動線が移動平均3の長期移動線をクロスしていてゴールデンクロスが発生しています。その後に力強い上昇トレンドが描かれていますね。実はこの時にもう一つ重要な上昇トレンドのサインが発生しています。その正体は今後順を追って説明いたします。
まとめ
復習ですが、移動平均線はトレンドを読み取る重要なテクニカル分析要素です。どんなチャートでも良いのでチャートにサインが隠れていないか一度自身でも確認してみましょう。