【これもあれも「漆器」?ホンモノ???】
7/30に漆塗り職人とコラボしてオンラインイベントを行いますが、そのキッカケになった自分の中の違和感について。
今回イベントで話をして頂く職人が作る「漆器(根来塗ネゴロヌリ)」は木の器に本物のウルシを13〜15回(層)塗ります。モノによっては更に回数を重ねます。それにより堅牢で100年使い続けられる漆器になります。
一方、法律で定められている「漆器」は
・木の器にウルシを1回塗っても漆器
・プラスチックの器にウルシを1回塗っても漆器!
実際にそんな商品を見たこともあります。
あれ?
全然違うものなのに同じ「漆器」?
漆器風じゃないの?
職人はいちいち●回ウルシを塗っています、なんて言いません。
何回も塗るのがいつものことだから。
でも、市販で売っているちょっとしか漆を使っていないものも「漆器」。
何だかモヤモヤ。
世の中にある「漆器」と呼ばれているものはピンキリなんだと感じました。
なので、伝統的な漆器のコト、職人の想いも含めて色々知ってもらえたらいいなぁと思って企画しました。
商品を売りつけるとかは無い(ただでさえ1年以上待ちなので)ので、日本の伝統的な文化の一部として是非聞いてもらえたらありがたいです。
イベントリンク↓
オンラインイベント「漆塗職人(塗師)というシゴト。漆シゴトは面白い!」7/30
https://www.facebook.com/events/257312665780860
https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=72224140040129
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