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【沖縄のソウルドリンクは和歌山由来のようだ】

「沖縄のミキ」
みきは、鹿児島県奄美群島および沖縄県で伝統的に作られる飲料である。奄美群島のものは乳酸菌発酵飲料で、うるち米を主原料に、千切りや摺り下ろしにした生のサツマイモ、砂糖を原料として用いる。近代沖縄県糸満市等で作られていたものは乳酸発酵スターターのサツマイモではなく、麦芽を加えて、酵素のアミラーゼで米のデンプンを一部糖化したものであったが、現在沖縄県で販売されているものは、米・麦に砂糖を加えて煮た甘い汁粉に近いものである。

概要
主に夏の祭事の際に用いられた神酒(みき)に由来し、原型は口噛み酒である。現在も旧暦8月頃の豊年祭などにおいて振る舞われる。瀬戸内町では旧暦9月9日(クガツクンチ)に集落内で粥を持ち寄り、これに砂糖と生のサツマイモスライスを加えて作る習慣があった。 風味は甘酒に似るが、奄美のものは乳酸によるさわやかな酸味を有する。栄養価が高いため、夏バテ防止用として同地方にて広く飲まれている。奄美産で火入れ(殺菌)をしないのタイプのものは冷蔵庫に入れておいても発酵が進み、数日経つと酸味が増える。このため消費期限は製造後数日と短く、地産地消となっているが、冷凍で、通販も行なわれている。

という、沖縄の昔ながらの飲み物。
甘酒とは違う、お米のドリンク

甘酒だと私は濃いのが好きなので必ず飲んだ後に水分が欲しくなりますが、これは多少濃いもののさらっとしていてのどが渇かず、シンプルな水分補給にもなります。
写真の商品は各地に流通している普及品なので伝統的な作り方とは違うのかもしれませんが、個人的には好きな味。

このミキの裏ラベル見たらビックリ!

和歌山県橋本市で作ってました。

仕込み水を沖縄から輸送することはなさそうなので、和歌山の水で作っているはず。それなら、私の普段いる場所の水系の水なので、ちょっと親近感。

まさか沖縄の伝統的な飲み物が和歌山で製造されてたなんて。
製造場所の橋本市のJAとかでも売ってくれたり、姉妹都市提携でもしてくれたら食文化交流などに繋げられそうな気がする。。

#ミキ #沖縄 #橋本 #伝統飲料

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