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地域資源としての昆虫食に対する取り組み内容紹介

セミたまさんの「昆虫食関係企業・業界図鑑(カオスマップ)2024」 に主宰する「いなか伝承社」として掲載されていました。(画像小さすぎて見えないですが💦)
https://semitama.jp/report/4496/

掲載に特に連絡は頂いていませんが、大学やJAXA のような大きな企業も掲載されている中で、うちみたいな小さなところも掲載していただいているのは有難いです。

当社はよくある昆虫食会社のような、食品開発加工・販売・養殖・飼料系は行っていないので特徴をまとめました(以前は製造もしてました)。

・2013年~活動してます。ブームに乗っかったわけではありません
・農山村の未利用地域資源を取り扱うのが専門のため、昆虫食に特化してはいません
・昆虫食に関して主に販売しているのは「昆虫食に関わる体験」です。昆虫食の入り口を広げることを目的にしています。
・その中でも、日本の伝統的な昆虫食を知って頂きたいため、海外昆虫や市販昆虫食を使うのではなく農山村に自然に生息している昆虫を扱います
・田舎の持続可能な地域資源の一つとして「昆虫」を取りあげ、フレッシュな和の昆虫を扱い、農山村にわざわざ来て頂く手段としても使います。SDGs、サステナブルの話題が出てくる前から動いています。
・当社の言う昆虫食は、一般的に認識される食べるだけの昆虫食に加えて、「薬用昆虫食」も取り扱います。昆虫はかつては薬用(漢方薬、民間薬)として長年使われてきました。薬として販売することはありませんが、きちんと文献に基づいて歴史や文化の啓蒙、体験の場を提供します。
・今までは不定期な体験販売でしたが、残念ながら和歌山県内でのニーズはほとんどないことも分かったので、今年からは県外のお客様のニーズに合わせていつでも申し込んで頂ける体制にし、体験をネット販売します。


追記
・虫を食べることを強要はしませんし、食べないことを宣言されるのは個人の自由だと思いますが、食べずに先入観のみで味の批判をしたり、人格否定するのは間違っていると思います。メディアの表面的な情報や感情に流され過ぎている人をよく見ます。
・大事なことなので書きますが、昆虫食は戦時中食べるものがなくなったので食べるようになった、は完全に間違いです。食用・薬用含めて江戸時代には記録があり、古代から食べられていたと考えられています。
・農村に来たら昆虫がたくさんいると思っている都会の方は多いですが、田畑に農薬を使うので基本的には虫の多様性は多くありません。下手したら都会の方が公園がたくさんあり、セミなんかは都会の方が捕まえやすいです。昆虫の多様性が残っている地域は、本来の人と自然が共生している貴重な場所でもあり、そこを知る・学ぶことで持続可能な未来に繋がる可能性があります。

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