自分のことを詳しく紹介①
自分のことを詳しく紹介したいと思います。
約40年前に、私はこの田舎に生を受けました。
4人兄妹の長男で、どちらかというと人見知りでおとなしい性格です。
父はこの時サラリーマンで、母は専業主婦でした。
今は廃校になってしまいましたが、地元の幼稚園、小学校に路線バスで通っていました。
1クラスしかなかったため、幼稚園から小学校卒業まで、同じメンツで過ごしました。
中学では人数の多い小学校出身者に圧倒されつつ、成績は中の下、見た目も中の下、女っ気などは皆無でした。
高校は地元の公立工業高校に進学しました。
偏差値は45程度で、ヤンキーとオタクの男子が多い高校です。
まあ、高校を出たら地元の工場か何かに就職するんだろうなと思ってました。
高校時代は部活に打ち込みましたが、思う結果が出せず、部活を続けたいと思い大学に進みたいと思いました。
こんな高校から行ける大学はもちろん私立しかなく、学費もかかるため、両親も予定が狂ったと反対されたことを覚えています。
それでも、最後には大学に行かせてくれて、自分のやりたいことをやらせてくれた両親にはとても感謝しています。
隣の県の大学に進学させてもらい、地区では強豪の大学でした。
私は田舎の弱小高校ではエースでしたが、特待生の人たちに埋もれてしまい、大きな挫折を味わいました。
大学生活のほとんどが部活の思い出ですが、アルバイトをしたり、彼女なんかもできたりと、とても貴重な時間を過ごせたと思います。
大学の単位はというと、超ギリギリでしたが、なんとか4年間で卒業することができました。
卒業したら地元に帰ると決めていました。
田舎の長男なので、いつか実家を継がなければならないと思っていたのと、大学で知り合った都会の人たちとのペースが合わなかったからです。
やっぱり自分は田舎が好きなんだなあと思いました。
就職活動はいい加減なもので、実家から通える企業にテキトーに応募したところすぐに内定をいただいたので、何も考えずこの会社に就職しました。
従業員数100人くらいの機械を作る中小企業でした。
現場や営業は嫌だったので、事務系の職種で応募したところ生産管理という部署に配属されました。
ここからが地獄の始まりです。
つづく。