【イナカの家と住人のこと(2024)】⑨2度目の引越し、ひとり暮らしが始まる
BGMに耐えられなくなり、
平日寮生活の和裁学校を去ったのが秋頃。
わが家にもどり、
ひとまず何も考えずゆっくりの日々。
そのうち次のことが気になりだし思いを巡らせるようになりました。
一方で、
この頃わが家は新居が完成するのを待っていました。
それがここ、イナカの家です。
ちょうど年明けの私の成人式と家が完成する時期が同じで、せっかくなので学生時代の友人達がいる場所で迎えたいと思い、そのためには在住が条件でしたので年末にバタバタと居を移しまして、また清水っ子にもどりました。
数年間の団地4階生活から、山の緑に囲まれた車や人の気の少ない静かな生活のはじまりです。
成人式も終わり引越しの荷物も収まり生活が落ちついてきたら、これからどうしようかな…と先のことに意識が向くようになりました。
そこで出てきたのは、
高校時代に選ばれなかった美容師の道。
やっぱり手先を使いたいんですね。(笑)
そして「しあわせのお手伝い」もできます。
美容学校は地元にもありましたがピンと来ず、それ以前に『私の感覚経験箱』に「東京に?」と入っていたので、おのずと東京の学校を選び通うことになりました。
初のひとり暮らしです。
このとき高校時代にバイトで貯まったお金を引越しの足しにすることができました。(笑)
美容学校生活は…
個性的なタイプも多く、高卒の方々の中に数人違う年齢の方が混ざっており、かくいう私も数人側でしたが気になりませんでした。
授業は作業がメインで楽しかったですね。
放課後は私が住んでいた場所が学校の近くだったこともあり、みんなが集まる場になっていました。(笑)
そんな感じでしたので、とりわけ寂しさを感じることなく過ごせていました…
が!
一学期が終わり夏休みにはいり、我に返る時間ができたときに致命的なことに気づいてしまいました。
人と接することはよいのです。ただ手作業の対象物が人に限られること。美容師は絶対的に対人(ひと)なんですよね。それも距離が近い。
その状況は当たり前のことなのですが、経験して適さないことに気づきました。(汗)
腑に落ちると行動は早いタイプ。(笑)
夏休み中に退学の手続きを終え、あっけなく美容師の道もなくなりました。
この美容師の道のことはあまりにも短期だったため普段の私の歴史話に出ないことも多く、長い付き合いでも知らない方がいらっしゃるかも…
その一連の夏休み中のことを、進行形でひとりの美容学校の友人に伝えていました。
私がお花のことを言ったかは今や定かではありませんが、その友人が次の進路を気にかけてくれ、その友人のご親戚がお花屋さんをやっていることから参考までにとお話を聞きに行くことになりました。
お花を扱うことは見た目より重労働であること、働きながらやフラワーデザインスクールに通う学び方があることなどを教えていただいたと思います。
そうしてきっかけと情報をいただいたことから、フラワーフラワーデザインスクールに通うことにおさまりました。
当時有名なスクールがちょうど私の住んでいた近くにあったんですね。なので地元にもどるでもなく通学に苦労することもないその学校に決め、お花の道に進みはじめました。
思い返せばこの時も、
両親は何も言わず受け入れてくれていましたね…
すごいことです。(感謝)
今回はここまで。
では、またね。
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