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【イナカの家と住人のこと(2024)】11・一人から二人に、カラーはどうなる?

お花の道をあとにして…

次につながる示唆がなく実家にもどろうかとも思いましたが、その思いが強いものではなかったので移動せずとりあえずアルバイトをして生活をすることにしました。

フラワー業界は座ることがないくらい体力仕事でしたので、短期間だけのタイプ部の経験を活かし(笑)、入力処理や受付など…座ってじっくり向き合う事務系の仕事を選び期間雇用で幾つか続けました。

ですが目的のない都会暮らし、すし詰め状態の電車通勤や緑の少ない雑踏の中の生活に息苦しくなってしまい、ここにいる理由がないのになんでいるんだろう?帰ろう!とある日すとんと腑に落ちまして、そのことをお付き合いしていたお相手に話しました。


そこからです、
予期せぬ方向へ動きはじめたのは・・・

当時私は、とにかく息が吸いたくて都会から離れるためにただただ帰りたかったんです。でも状況的には自分だけの事ではなく二人事になっていました。
突然二人の将来に目を向けることに…


まずは私のお決まり事で自分の状態を整理すると、

なぜかNO!と示唆というよりはっきり断定されてしまいました。

ですが自覚の範囲では二人に何ひとつ問題はなく、さすがに私でもそれは受け入れられず。
何事もなかったかのように事は進み、お相手は一生のパートナーとなるべく両親にあいさつをしてくれました。

あ…余談ですがその時のこと思い出しました!?
お相手のあいさつが終わったかと思った途端に、「この子は一筋縄ではいかないですよ、大丈夫ですか?」と母が言ったんですよね…

いつも何も言わずに受け入れてくれていましたが、母の日頃の思いが言葉になっていたんですね。(汗)

もちろんお相手は夢や希望がありましたから「大丈夫です」と返事をしてくれていましたけど。


この新たに進む二人の道は、
(後に気づくことになるのですが)
なんと私の心にとっては自分に対する裏切りのスタートだったんですね…


新生活は都会を離れお相手の地元で暮らし始めました。私にとっては見知らぬ土地、慣れるために働きに出たりもしていましたが、ある日『私の感覚経験箱』に入っていた「カラー」の示唆がやってきました。

ただ色と伝えられても、何をどうしたら良いか分かりません。単純にカラー、スクールと言葉を発し、カラースクールなるものがあるか調べてみました。
今でこそスマホ片手にすぐ調べられますが、当時は簡単ではなく見つけた数件の中から電話で「色について学びたいんですけど…」と問い合わせをしました。

すかさず「デザインかパーソナルのどちらをご希望ですか?」と問われ、分からないので両方の内容をお聞きしまして物に興味がないことをお伝えしたところ、パーソナル(人に対する)の方がよいでしょうとお勧めをいただき、色が学びたいだけだけどまぁいいか!?
そんな中途半端な状態でパーソナルカラーを学ぶことになりました。


当然のこと皆さんはパーソナルカラリストになるのが目的で美的センスのある方ばかりでした。(汗)


ファッションやメイクのことなど色を絡めた制作課題も多く大変でしたが、その分充実感や生活にメリハリがついたのはよかったです。

そしてなんとかライセンス試験にも合格し、パーソナルカラリストとして始めるまでになりました。


探し求めていた手に職、

さて、
これで落ち着けたのでしょうか…


次回につづく。(笑)



では、またね。

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