【宇部市】ビストロ・アマービレ宇部【ジビエ料理】
休日ハンターのちょーすです。
長州ジビエ団狩猟学校の忘年会がありましたので、行って来ました。
オススメ度:★★★★★(一流の腕で手を加えたジビエ料理)
ビストロ・アマービレ宇部
宇部市中央町にあるビストロで、場所は宇部中央のバス停から1本路地を入ったところにあります。
目印は店前に赤い看板が立っています。
以前、すぐ近くに住んでいましたが、こんなところにあるとは知りませんでした。
店内
入口を入ると直ぐに、長州ジビエ団のモチーフとなっている鹿の頭骨があります。
下には躍動感がある雉と鴨の剥製もありました。
入口前の看板にもありましたが、シェアスタイルの飲み放題で、スパークリングワイン(赤・白)・ワイン(赤・白)・ワイン(ボジョレー)・ビール・チューハイ・ハイボール・クラフトビール(4種類)のサーバーがあります。
クラフトビールはタップ・マルシェが置いてあります。
タップは4つあり、それぞれ違うのビールが出てきます。種類は「496」「Daydream」「アフターダーク」とあともう1種類が設置されていました。
個人的にはDaydreamがフルーティで好きでした。
酒呑みとしては、このタップ・マルシェは自宅用に欲しいですが、残念ながら飲食店用のようです。
席は既にセッティングされていました。
各テーブルにガスコンロと焼き台があり、どんな料理が楽しめるかワクワクしました。
食事の前に狩猟チームならではで、雉の羽毟りをしました。
45度のお湯に浸しておくと、毛穴が開いて羽が取れやすくなるそうです。
コース
鹿肉のタルタル・牡蠣のバジル焼き・フォアグラのプリンの前菜でした。
この前菜にビールは勿体ないので、ワインも装備しました。
鍋は二色鍋で、牡丹鍋と鹿肉のすき焼です。
牡丹鍋は獣臭はゼロで、脂身が溶け出し、美味しいスープになっていました。
鹿肉のすき焼はモモ肉のようで、さっと割下に潜らせ、生卵で頂きます。
半生くらいで頂くのが、肉も硬くならず、最高に美味しかったです。
名古屋コーチンの塊肉は一口で頬張るのは大変なくらいでした。
鹿肉は焼肉でも頂きました。
先程、我々が羽を毟った雉が、プロの技で更に綺麗にして頂きました。
更にプロの技が入り、綺麗に部位別に捌かれました。
鴨の刺身も頂きました。こちらは他の参加した猟師の方が今回の為に撃ち貯めしていたそうで、真鴨と青首鴨(コル・ヴェール)です。
ダチョウの焼肉は癖がなく、食べやすいですが、旨味が少なく、サッパリした味わいです。
ダチョウは山口市阿知須で販売しているようですが、値段が黒毛和牛と同じくらいだそうです。
鴨の脚のローストはジューシーに仕上がっていて最高でした。
鴨は緑色の脚より、黄色の脚の方が美味しいそうです。
お店で猪の生ハムを作っているようです。
イベリコ豚の生ハムは自分で削ぎ切りして頂きました。
まとめ
最初から最後までジビエ尽くしでしたが、こんな料理が食べられるのは猟師ならではだと改めて感じました。
また他の猟師の方とのコミニケーションも面白く、様々なバックボーンの方がいらっしゃり、コミュニティが広がっていくのを実感しています。
最高の年末になりました。
全体が解散した後、グラスホッパーというバーに行きましたが、ここでは山口県内で唯一、ギネスが樽生で飲めるサーバーが置いてあります。
20代30代が多く集まっている店だったのでまた別の機会に来ようと思います。