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【小型船舶免許】二級小型船舶操縦士免許の更新【自分で郵送申請をすれば904円で可能】

経営戦略コンサルタントのちょ-すです。

以前、二級小型船舶操縦士免許を取得しましたが、取得から5年が経過し、更新が迫ってきました。

免許取得時には右も左も良く分らない状況だったため、海事代理士を利用しましたが、今回は自分で手続きをすることにしました。

更新手続き

手続き方法は国土交通省のホームページにまとめられています。

まずは有効期限の1年前から受講できる更新講習を申し込むのが1番大切です。

直前だと定員オーバーで締め切られてしまっていたりしますし、そもそも自分のスケジュールと講習日が合わないということもあります。

オススメは自分の免許の有効期限を登録すると、更新期限の1年前と3ヶ月前に自動でメールが届くサービスがあるので、忘れない自信が無い方は登録しておくと良いと思います。

申込の際に、更新手続きを自分でする旨を伝えると、講習料と身体検査手数料のみで良くなります。

印紙代はどちらにせよ掛かりますので、自分で手続きを行う場合は申請手数料(約3,000~7,000円)が浮きます。

またこの講習料と身体検査手数料は各更新講習機関で料金が異なりますので、事前に値段を確認しておく方が安心です。

更新講習の受講を終えると、あとは手続きをするだけですが、こちらは運輸局へ実際に訪れることなく、郵送で完結させることも可能です。

更新講習

身体検査

身体検査は実質的に視力検査くらいで、5分もかからずに終わります。

この程度の検査であれば、今後は知人の医師にお願いをして書いてもらおうと思います。

更新講習

更新講習は1時間程度で終わります。

更新講習は、講師の講義(約40分)やビデオの試聴(約20分)など、自動車免許の講習と大差ない内容で、主に海上交通のルールやマナー、事故事例などについて解説されます。

最後まで受講すると更新講習修了証明書が発行されます。

手続き

更新講習を終えたら、海事を取り扱う運輸局へ書類一式を揃えて持っていきます。

同じ運輸局でも海事を扱っていない運輸局もあるため、事前に確認が必要です。

海事を扱う運輸局であれば、最寄りでなくとも日本国内のどこでも受付をしてもらえます。

更新の場合、一部の運輸局(本局)では即日交付も可能ですが、即日交付が出来ない運輸局の場合、後日受取に行く必要があり、2度足を運ぶ必要があります。

また本局では郵送での申請・再交付も受け付けているため、近くに運輸支局がない方は郵送対応が時間と労力の手間がなく、効率的かと思います。郵送の場合も日本国内のどこの運輸局でも手続きが可能です。

免許申請(新規)、有効期間の更新、失効再交付、登録事項の訂正を申請する場合、本人申請に限り、簡易書留郵便による郵送申請を受け付けています。必要書類をA4サイズ(角2サイズ)以上の封筒に入れて、必ず簡易書留で郵送してください。
必要書類は通常の各申請に必要な書類の他、返信先の住所と氏名を書いた定形の返信用封筒(434 円切手貼付)が必要になります。 

これであれば通常の郵便料金(120円または140円)に簡易書留料金(350円)と返信用切手(84円+350円=434円)の904円分の切手代のみで手続きが完了し、後日新しい操縦免許証が郵送されてきます。

私の場合は火曜日に更新講習を受講して、翌日朝イチで簡易書留で送付したところ、交付日は金曜日となっており、そのまま発送され、日曜日には新しい操縦免許証が自宅に届いたので、手元に免許証が無かったのは正味1週間も掛かりませんでした。

元々は更新は郵送申請が認められておりませんでしたが、行政相談制度を活用した総務省からのあっせんにより、2001年から郵送申請が可能となりました。

但し、操縦免許証を紛失している場合は、郵送申請出来ないので、注意が必要です。

失効した場合

気が付いたら時には有効期限を超えており、万が一失効してしまった場合でも諦める必要はありません。

新たに0から始めるという必要はなく、失効再交付をすることが可能です。

但し、通常の更新よりも失効再交付講習修了証明書を取得するために必要な失効再交付の講習料がおよそ2倍くらいとなっていますが、それを受ければ再交付を受けられます。

失効交付講習では講師による講義が100分、ビデオ試聴が40分と、通常の更新講習よりも長めに行われます。

考え方を変えれば、もし失効してしまったら、そのまま1級への進級をすると失効再交付の手続きを飛ばせるので、むしろ得になる可能性もあります。

まとめ

運転免許証と異なり、銃砲所持許可と同様ではありますが、更新前に通知が来ないので、ついつい忘れてしまいがちになります。

なので、あらかじめカレンダーに登録しておくことで、不測の事態を回避することが出来ます。

また次の更新のタイミングに合わせて、1級へのステップアップをしようかと思います。

また詳細は受験をした際にまとめますが、テキストと大きめの三角定規が必要となります。

学科のみで実技はないので、気軽に目指せます。

いつかは大型船舶をとは思いませんが、ホバークラフトのような変わった船舶を操縦してみたいとは思います。

また行政相談によりこれまで郵送申請が不可だったものが可能となる事例を知り、この制度をしっかり活用してより便利になるようにしたいと思います。