【ライフハック】迷惑メール【迷惑メール相談センター】
経営戦略コンサルタントのちょーすです。
日常的に迷惑メールが届きますが、迷惑メールフォルダに入れてそのまま無視するよりも世の為人の為になる簡単な1アクションがあります。
迷惑メール相談センター
総務省から委託を受けた日本データ通信協会が「迷惑メール相談センター」を立ち上げており、そこで特定電子メール法に違反する迷惑メールに関する相談や情報を収集しています。
こちらへの情報提供をすることで、情勢指導等の行政処分の判断材料として利用されます。
そもそもこの日本データ通信協会が怪しいと感じる方も多いかと思いますが、この取り組みは総務省のホームページでも紹介されていますので、安心して下さい。
特定電子メール法
特定電子メール法は予め同意した者に対してのみ送信が認められる「オプトイン規制」というのが導入されており、現在では同意してない人にいきなりメールを送るのは違法とされています。
これらのルールを守っていないメールは違法となり、総務大臣及び消費者庁長官は、メールの送受信上の障害を防止するため必要があると認める場合、送信者に対しメールの送信方法の改善に関し必要な措置をとるよう命ずることができます。
送信者情報を偽って送信した場合や送信者が総務大臣及び消費者庁長官の命令に従わない場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人の場合は、行為者を罰するほか、法人に対して3000万円以下の罰金)に処せられます。
この特定電子メール法については、消費者庁が管轄のようです。
まさに社会の裏側を晒す実体験ルポみたいなことが行われているのかと思いましたが、そのような訳ではなさそうです。
日本国内の事業者等であれば対応が出来るかと思いますが、最近は海外からの迷惑メールも多いのでその場合はどのように対応しているのでしょうか。
折角情報を収集しているのであれば、現時点では対応出来ないにしろ、実際にデータが貯まっていくにつれ、新たな対策を講じるようにはなっていると信じたいです。
やり方
やり方はメールの種類や端末等によっていくつか方法があります。
基本的には以下のメールアドレスに該当する迷惑メールを転送するだけです。
注意点はただ転送をするのではなく、「添付ファイルとして転送」とした方が良い必要です。
理由は「Eメールヘッダ情報」まで転送したいからと不審なメールは開封しない方が良いからです。
ヘッダ情報は受け取ったメールがどこからどのような経路で送られてきたのかを記録したもので、通常は差出人(Fromアドレス)の利用しているプロバイダなどから、自分が利用しているアドレスへ送られてきたことを示す内容となっていますが、迷惑メールの多くは身元を隠すため、Fromアドレスを偽装したり、経路をごまかしたりします。
そのため、迷惑メールへ対応するためには、このヘッダ情報を確認することが重要となっています。
SMS等は情報提供フォームに転記します。
プラグインをインストールしてメーラーから直接操作する方法もあります。
このプラグインは「Outlook」と「Windows Live Mail」にしか対応していないのとOSもWindows10までしか対応していないので、それらのメーラーやOSを使っている人はインストールすると楽かと思います。
まとめ
これまで迷惑メールはメーラーの迷惑メールフィルターを使って、自動振り分けされるようにしていただけでしたが、身に覚えのないしつこいメールはここに転送するようにしました。
以前ハローワークで求人をした際に晒してしまったメールアドレスに勝手にメールを送って来られるようになってしまっていたのでちょうど良かったです。
逆に事業者の立場になると、事前にメール案内をする同意を取った上でメールを配信しないと違法となるので注意が必要です。