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愛されない人
世の中には愛されない人というのが少なからず存在する。人として生まれた以上、赤ちゃんの頃は誰かに手をかけて貰い育てられてきているから全く愛されたことの無い人というのは存在しないが(あくまで定義として)
人によっては物心がついた小学生位からだろうか、虐められたり孤独感を味わう。
多かれ少なかれ誰しもが味わうものではある。だけど、それが人よりも多い人間がいる。そのせいかどうかは分からない。大学受験に失敗した時、好きな人に振られた時、就きたい仕事に就けなかった時…
不満や寂しさを抱える。ただ抱えるだけなら良いがそれを他人に向ける人もいる。
今日は偶然そうなのかなと思う人が居た。自分にとって気に食わないこと、自分の意にそぐわないこと全てに「自分の意見」を露わにする人、自分が正しいと信じて疑わない人
正直、私自身も自分が正しいと思ってる節があるので全てを否定出来ないが度が過ぎる人が居る。
この差はどこで出るのだろう、と考えた時に出た答えは「愛」、男女間のことだけでは無い。どれだけ人と関わり愛し愛されているか、この点に尽きる。自己愛も含まれると思う。
一人で居ても自分自身のことを認めて自信があり幸せな人は他人をわざわざ貶さない。
なぜなら貶める必要が無いからだ。人は人、自分は自分と割り切っているし、そもそもストレスが無かったり他人のことをどうでもいいと感じている。だからこそ幸せでもある。
何事も比べることから諍いは発生する。隣の芝は青いとはよく言ったものだ。
愛されないと気付ける人はまだいい。指摘してくれる人がいるうちはまだいい。これから人と関わっていくだけだし自戒した状態で過ごせる。
ただ、本当に愛されない人で自分からも関わろうとしない人が変わることは無い。
私は別にその点を無理に変えようとは思わないし変えられるとも思っていない。
救いが無いという事実は現実にある。結論としてはそれで終わり。
私は今日も幸せに眠る。
愛されない人がどこか遠くでいつか幸せになることを祈らないままに