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ケース・フィルム事例『IKEA - The Trash Collection』(環境)
こんにちは、inaho Filmです。
今日は、2022年のカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルで賞を受賞したり注目されたりしたケース・フィルムを1作品紹介します。
少しずつ事例を集めてアーカイブにしていければと考えております!
「ケース・フィルム」については、こちらの記事にも記載していますので、ご参考ください。
『IKEA - The Trash Collection』
Print & Publishing部門などでGold受賞。
ファストファーニチャーとも言われるノルウェーのメーカーIKEAの家具。日本でも店舗が増え、お洒落な見た目とお手頃な価格で、利用されている方も多いかもしれません。一方でその手軽さから、まだ使えるにも関わらず処分されることも多くあるようです。
そこでIKEAは、ノルウェー国内で見かけられた、捨てられたIKEA製品を回収し、必要なクリーニングと修理を施して超安価で再販売する"The Trash Collection"プロジェクトを始めました。本作品ではケース・フィルムしとては珍しくナレーションやグラフィックによる説明がありませんが、どこか哀愁漂う音楽とともに、映像をとおして製品の生まれ変わる様子が描かれています。とてもシンプルかつスタイリッシュで、IKEAらしさが表現されているかなと思います。ぜひ日本でも、同様のプロジェクトが実施されるといいですね。
ちなみに使用されている楽曲は1987年にリリースされた"Hold What you've Got"。歌詞の内容と映像で伝えたい意図が重なります。