2019/01/19『あん』(映画評?)
『あん』という映画がとても好きだ。人と比べて邦画はよく観る方だと思うが、今まで観た映画の中で他の作品とは別次元にあるくらいに、この映画を好んでいる。
簡単なあらすじは下に示す通りだ。
「私達はこの世を見る為に、聞くために、生まれてきた。この世は、ただそれだけを望んでいた。…だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ。」縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。その店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)