金の口
「釦」
こんな漢字をバスの中で見つけた。
今まで何度もバスに乗っているけれど初めてこんな字を見た。
見慣れないせいか日本語ではないように思えた。
解読しようとしたが「釦」の前の文字たちはそれらで一致団結し、意味をなしてしまっている。
おまけのようにつけられた「釦」。
後で調べようと思って家に帰ったら忘れていた。
何日かして本を読んでいる時のことだ。
そこには各地の博物館が載っていたのだが
半分くらい読んだ頃に「釦」の文字がひょっこり現れた。
こんなところで再会するとは。
それはボタンミュージアムのページだった。
なるほどこれはボタンと読むのか。
読み方は分かったがなんだか腑に落ちない。
服についているボタンとバスについているボタンは違うボタンな気がする。
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