Z世代の価値観=「脱成長」についてまとめる。
この動画が面白かったので、唐突にまとめます。
【教養】東京大学院 准教授 斎藤幸平が語る「Z世代が資本主義を破壊する未来」/ 若者に芽生えている新たな価値観とは?
要約
この動画は、東京大学大学院准教授の斎藤幸平氏が、Z世代が資本主義を破壊する未来について語ったものです。斎藤氏は、Z世代は、これまでの資本主義や経済成長のあり方に疑問を持ち、より平等で持続可能な社会を求めていると述べています。また、Z世代は、社会主義や脱成長といった新たな価値観に魅力を感じているとも指摘しています。斎藤氏は、これらのトレンドが、今後20年以内に大きな影響力を持つようになると予測しています。そのため、私たちも、価値観のアップデートが必要だと述べています。
脱成長の価値観を持つと、これまでと対比して普段はどういった生活スタイルやキャリアの選択を行うことになるのか?
ここからは動画からの派生です。
脱成長の価値観を持つとは、こういうことみたいです。↓
脱成長における生活スタイルの具体例
食: 地産地消、旬の食材を使った料理、ベジタリアンやヴィーガン食への転換。
住: 小さな家に住む、シェアハウス、リノベーション、自然素材を使った家づくり。
移動: 徒歩、自転車、公共交通機関の利用、自家用車の利用を減らす。
消費: 中古品やリサイクル品を利用する、モノを長く使う、体験型の消費(旅行、趣味など)。
仕事: 地域貢献型の仕事、NPOやNGOでの活動、フリーランス、副業など、多様な働き方。
キャリアの選択
脱成長の価値観に基づくキャリアの選択は、従来の安定した大企業への就職から、より多様化する可能性があります。
地域貢献: 地域の活性化に関わる仕事、農業、観光、教育など。
環境: 再生可能エネルギー、環境保護、サステナブルなビジネスなど。
社会貢献: NPOやNGOでの活動、福祉、教育、国際協力など。
クリエイティブ: アート、音楽、デザインなど、個人の才能を生かした仕事。
まとめ
脱成長の価値観を持つことは、単に消費を減らすだけでなく、より人間らしい生き方、持続可能な社会の実現を目指すライフスタイルを選択すること。
注意
脱成長は、経済成長を否定するものではなく、質の高い成長を追求する考え方。また、個人によって、脱成長の捉え方は異なる。
感想
個人的な感覚としても、食、住、消費、仕事は「脱成長」の方向に進んだ方が手っ取り早く、そして長期的に幸せにいられそうに感じる。
具体的には、「ユニクロすら高い」と感じる価値観がある。
値段自体は、他のブランドの服に対してはたしかに安いのだが、それ以前に最新のきれいなものを買う費用対効果が悪い、と感じる。
また、消費を変えると支出が減り、支出が減ると収入を増やす必要もなくなるので、収入が少ないことを理由に今までは自分のキャリアの選択肢からは外していたような選択肢が、目に入るようになった。