ダブリン🇮🇪

2024年9月27日 23:13

こんにちは！
今回は、アイルランド、ダブリン編をお送りします！

ダブリンへは、駐在している友人に会いに行き、そして大変お世話になりました。観光メインの滞在ではなく、また短期の滞在でもなかったので、旅程としてはあまり参考にならないかもしれません…（友人本当にありがとう涙）
とても涼しく、夏の間は夜10時ごろまで日が沈まず、大変過ごしやすかったです。意外と湿気があったのが印象的でした。
友人と夜、ワインを飲みながらドラマを見て議論を交わし…週末には街に出かけ観光し、お酒を飲み…幸せいっぱいのダブリンでした！

観光する場所は、友人や友人の職場の方々がおすすめしてくださいました。
素敵な場所ばかりでしたので、訪れた場所を紹介していきたいと思います。

①まずはギネスビールを

実は私はビールはあまり得意なわけではなく…しかし、ギネスビールはあまりにも有名ですし、本場のものを味わいたかったのでパブに連れて行ってもらいました。

少し待ってから飲むのが良いそう。
ビールの美味しさがまだわからない子供舌の私ですが、ギネスビールは苦味が少なくスッと入っていきます。飲みやすい！

他の国では作ってもらえませんでしたが、ジェイムソンをソーダで割って飲むことができました。ハイボールです。蒸留酒大好きな私、歓喜。

(ドイツでは、蒸留酒が手に入りにくく苦労しました。最終的にはデュッセルドルフで買った芋焼酎をちびちび飲んでいました笑）

②散策

ダブリンは、アイルランドの中心地なので買い物も便利ですし、バスやトラムも乗りやすいです。とても暮らしやすい街だと感じました。

バスには、Leap Cardというスイカのようなカードに、クレジットカードからチャージをするとスムーズに乗ることができます。（タッチを忘れないようにする必要があります。）
カードを買わない場合は乗り場で乗車券が買えます。私は移動が少なかったので、カードを買わずに乗車券を利用しました。

ヘンリーストリートに巨大な針が。この付近にお店が集まっています。
私は信じられないくらい方向音痴で全く土地勘がつかないので、いまだに位置関係がはっきりしませんが、このあたりで大体の物は買えるような気がします。ZARAもありました。

有名なテンプルバーやハーフペニー橋も徒歩圏にあります。

川沿いの景色と住宅地の景色が好きで、散歩がてらよく写真を撮りにいきました。

③トリニティ・カレッジダブリン

ダブリンにある優秀大学です。この大学の中にある図書館が有名な観光スポットになっていて、世界で最も美しい書とされる、ケルズの書がここに所蔵されています。日本語オーディオガイドで説明が聞けました。

ケルズの書は、保存状態をよくするため、定期的に展示するページを変えているらしいです。その時にしか出会えないページというのはロマンチックですね。いざそのページを目の前にすると、ケルズの書が命を燃やして展示されているような気がして、なんだかありがとう…という気持ちになりました。健気で、そしてとても美しかったです。

有名なロングルーム。左右に著名人の石像がずらっと並んでいます。現在は図書館としての機能はないそうで、展示室として使用されています。
国章の元になったと言われる、竪琴の展示がありました。

図書館から出て、道を挟んだ反対側にも展示が続いています。少し見逃しやすいかなと思いました。こちらでは、マッピングを使った展示を見ることができます。

④教会たち

ダブリンには、聖パトリック大聖堂、クライストチャーチ大聖堂という大きな教会があります。

クライストチャーチ大聖堂には地下聖堂があり、宝物や祭具、猫とネズミのミイラなどの展示があります。
どちらも美しい教会でした。

⑤ダブリン城

旧市街の中心部にある、ダブリン城。
内部は優雅な内装で、見応えのある装飾です。現在でも式典に使用されているらしいです。

⑥リバーダンス

リバーダンスとは、アイリッシュダンスや、アイルランド音楽を中心とした舞台作品のことです。特徴的なのが、アイリッシュステップダンス。
今回、初めて舞台を見ることができました。友人や同僚の方が勧めてくださり、チケットを手配してくれてありがたかったです。

見惚れてしまうようなダンサーの方々の身体能力、物語に載せた掛け合いと、マッピングを用いた演出は瞬きが惜しいほど綺麗でした。
アイリッシュの伝統音楽の演奏、美しい歌声を生で聴くことができます。
（歌声が綺麗すぎてずっと聴いていたかったです）

⑦グレンダロッホ

ダブリンからバスで２時間ほどの距離にある、ウィックローの大自然、グレンダロッホ。広大な自然、山（！）、湖と、遺跡を見ることができます。
実は、グレンダロッホを巡るバスツアーに申し込みをしていたのですが、時間になっても集合場所がわからず、バスに乗れなかったためツアーに参加できないという苦い経験をしました。あれはどういうことだったのか…いまだにわかりません笑

しかしどうしても行きたかった私は、個人でバスを利用して行くことにしました。ツアーよりも時間がかかりますが、仕方ありません。

今からよく考えると、英語のバスツアーほど怖いものはなかったのではないか、とも思えます。
英語が堪能でない私が一人で参加して、自由行動になり、現地で集合場所がわからなくなったり、時間がわからなくなったり、はたまた迷子になったりしたら…
私が困るだけでなく、ツアーの皆様にもご迷惑が掛かります。
結果的には一人でバスに乗り、現地を観光するのに全く困り事はなかったのでよかったです。
（グレンダロッホへは、友人の仕事中に一人で行く計画でした。山が好きすぎます）

ダブリンから、St.Kevins Busの直通バスが出ています。チケットは運転手さんから買うことができます。
要注意なのは、往復で買わないと、帰りのチケットが入手できない可能性があることです。
私は行きに、運転手さんのゴリ押しにより往復チケットを購入しました。絶対に往復で買った方がいい！とのこと、教えてくれて優しいです。
実際、帰りのバスは非常に混み合っており、チケットを持っている人が優先で乗車でき、乗れない人もいました。（彼らがどうやって帰ったのかはわかりません…）

アイルランドといば、草原の中で黒い羊が草を食んでいる様子を思い浮かべる方も多いと思います。そんな豊かな景色が行きのバスからも見えるので、ダブリンから近場で見える大自然、グレンダロッホ、とってもおすすめです！

というわけで、グレンダロッホのご紹介です。

ここから、ハイキングコースが始まります。
コースはいくつかあり、分岐前に最初に現れるのが遺跡群です。
なんの遺跡かというと、６世紀に始まり、１０世紀に最盛期を迎えたキリスト教教会群。アイルランド中の修道院がイギリスの侵略により破壊されてしまいましたが、ここ、グレンダロッホの教会群だけが当時のまま残っているそうです。

さて、遺跡を後にし、ハイキングを続けていきます。
この先に、２つの湖があります。下の方にあるのがLower Lake,
上にあるのがUpper Lakeです。（そのままですね）
特に順路があるわけではないので、見たいところを歩きます。
私はどちらも見にいきました。

大自然に圧倒され、あまりの心地よさに、岩に腰掛け１時間ほど滞在しました。やはり山は最高です！
そして水がとっても綺麗。絶対に寒いはずなのに、泳いでいる子どもがいてびっくりしました。

帰りも、ハイキングコースを辿ってスムーズに歩くことができました。
帰りのバスの時間が決まっているので、遅れないように注意が必要です。

⑧ごはん

アイルランドの伝統料理をぜひ食べてみたい！ということで友人が連れて行ってくれたのが、アイリッシュシチューが食べられるお店。

とても濃厚で、お肉が柔らかくて美味しかったです！お酒に合います！
お肉がたくさん入っているところが魅力的！

また、イギリスだけではなく、アイルランドでも美味しいフィッシュ&チップスが食べられます！身はサクサクでジューシー！ソースも美味しくて幸せでした。

ドイツでもそうでしたが、アイルランドでも、日本と比較し乳製品が安く手に入ったので、家ではよくチーズニョッキやパスタを作って食べました。
アイルランドのチーズは、パスタソースにしてもおつまみにしても、しつこくなく美味しかったです。

⑨ウィスキー工場見学

私は蒸留酒が好きでよく飲むのですが、正直あまり違いがわかっておらず（こだわりがなく…）、焼酎もウィスキーも全て美味しい〜！と言って飲みます笑
しかし、今回工場で試飲させていただいたウィスキーは全てが全く異なる味わいで、感動しました！
また、ウィスキー工場ごとに特色があることもびっくりでした。

今回はJameson蒸留所と、Teeling蒸留所の工場見学をしてきました！

まずはJamesonから。

入るとすぐ、チケット購入時にもらった引換券をウィスキーと交換できます。

その後、ものすごくイカついお兄さんが出てきて、迫力ある説明をしてくれます。全然聞き取れない私でも、あまりの迫力に圧倒され楽しむことができました。（友人が要所ごとに訳してくれました、優しい）
説明とともに試飲ができます。

雰囲気もバッチリです。３種類、それぞれに違った深い味わいがありました。
ストレートで度数もかなり強いので、苦手な場合は飲む量にお気をつけください。

ショップでウィスキーを買うことができます。
衣類のグッズもあり、どれも可愛くて欲しいものがたくさんでした！厳選して、長袖のシャツをひとつ買いました。可愛くてお気に入りです。

謎シャツもありました。

次はTeelingの工場見学。
外観はこんな感じ、全く雰囲気の異なる工場です。

工場見学ではまず、Teelingの歴史について解説があり、
その後、工場内を実際に見学することができます。

工場を出たら、試飲です！

３種類の味の違いが想像以上！感動！
私が今まで飲んでいたウイスキーとは違った味わい
Jamesonとの違いにも感動！

香りから全く違います。どれが一番好き？と聞かれましたが、甲乙付け難かったです。
ショップでは、他の種類のウィスキーも買うことができます。
お土産にJamesonでも、Teelingでも小さい３本セットを買いました。
工場にはバーが併設されていて、そこでもウィスキーが飲めます。
大好きなアイリッシュコーヒーを本場で飲みたくて仕方なかったので、
こちらでいただきました。
Teelingのウィスキーで作られたアイリッシュコーヒー！
製作工程を見たあとで、美味しさも倍増、さらに大好きになりました！

友人がプレゼントしてくれたチョコレート♡
パッケージも可愛いし、美味しい！！
手首にはおしゃれ入場券

以上が、私がダブリン滞在中訪れた場所です！
ダブリン、とっても素敵な場所でした。
何より、泊めてくれた友人、本当にありがとうー！！
また遊びに行きたいな〜

追記：
ダブリンの空港から市内までは、バスでいきました。空港から出てすぐ、チケットを販売している係員の方がいます。大きいトランクがあっても問題なく乗車できました。帰りも同じバスで空港まで行きました。

ダブリン編でした！
それでは、おやすみなさい！