趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.272 読書成毛眞「一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」 」
こんにちは、カメラマンの稲垣です。
今日は成毛眞さんの「一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」 」についてです。
成毛 眞さん、元マイクロソフト日本法人の社長で実業家でもあり、論客でもあり、作家でもある。
何冊か新書を読んでいて「本は10冊同時に読め!」や「ノンフィクションはこれを読め! HONZが選んだ150冊」などとても印象に残っています。
Facebookでいつも書き込みを読んでいて、歯に衣着せぬ辛口で過激でコメントが面白い。
今回も成毛さん節が全開で、一気に読めて刺激的で賛同することが多かったです。
ページを折るドッグイヤーだらけになってしまいました。
もうとにかく無駄なものは捨てろ!という話。
もしこれがいろいろ気を使って当たり障りがない言い方だと、多分半分以上も言えないでしょう。
それを怖いものがない成毛さんが言うから、ここまで刺激的になると思います。
常識だと思っているものこそ、縛られて無駄なものが隠れている。
それを成毛さんはひっくり返す。
会議やめろ!電話をかけるな!営業は時代遅れ、SNSの誕生日メッセージを送るやつは即ブロック!年賀状を出すバカ、飲みニケーションはいらない、バカから離れろ、広い家は必要ない、自動車を捨てて電動バイク、通勤は自転車で、保険はいらない、礼服は使い捨てかレンタル、本も背表紙だけ良いもの以外は捨てろ、手作り料理信仰は捨てろ、子供におもちゃはどんどん与えどんどん捨てる、お墓はいらない、インプットを捨ててアウトプットに、大衆が取り上げるネタは取り上げるな、ベストセラーは読まない、つまらないSNSはミュート、結婚式にはいくな葬式はでろ。
凄すぎますw
ここまで徹底的に捨てるのは難しいです。
特に本を捨てるのは忍びない。
確か成毛さんの書棚はすごい量でしたが、まあ物凄い勢いで読まれて買われて、そして捨てているんでしょうね。
けどよく考えると、全て単に自分の些細な”しがらみ”だけで、別に捨てても良いじゃないかと思います。
カメラマンだから荷物が多いので、車が必要だと思っていますが、極限まで機材を少なくしてレンタカーという手もありますね。
電話も緊急の場合だけですし、写真の営業も昔行っていましたが今はわざわざ時間を作って、会って、ブックを見てもらうなんて昭和や平成のスタイルかもしれません。ネットやSNSで十分。
とっても平易で刺激的で実践に使える本でした。
自分も無駄なことは捨てよう!と思います。
今日はここまで。
この先、ビジネスの世界で生き残っていきたいならば、悪いことは言わない。
古いものを捨てて、新しいものをどんどん使うべきだ。
なぜか、それは古いものを積極的に捨てる意識を持たないと、世の中の変化についていけなくなるからだ。いや、あなたは気がついていないだけで、すでに変化についていけなくなっているかもしれない。
P.17 「一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」 」より