自分のGiveを考えるモヤモヤ時間~延岡商業高校×地方創生プロジェクト~
どうも!いなっちです。
先日も、延岡商業高校で授業を行ってきました。相変わらず、学生たちは元気で伸び伸びとしていました。
今回のテーマは、自分のWHYを考え役割を理解する。
今回の授業は、モヤモヤが残る授業を行いました。
授業=スッキリ解決ではなく、何か霧が晴れずに授業後も考えてしまう。そんな時間になればと思い、授業に臨みました。
探究学習は、スッキリ解決!ということはなく、螺旋階段のように解決したと思ったらモヤモヤしていく。
この連鎖をこれから行う中で、モヤモヤすることもいいことなんだと思ってもらえれば嬉しいです。
前半:サイモンシネックの動画を鑑賞して学びの共有
コチラの動画を一度はご覧になったことはあるのではないでしょうか?もし、まだ見ていないのであればこれを機に拝見いただければと思います。
サイモンシネックの動画を高校生たちと鑑賞。マーケティングや説明の際に使えるフレームワーク「ゴールデンサークル」です。
高校生から「字幕が早くて同時に見るのが大変だった。」「説明の際に、WHYの部分から話すことが大事だなと思った。」など、感想をもらいました。
今後、このゴールデンサークルの説明の際にはしっかりと日本語で説明しながら話したほうが高校生たちには理解が進むなと授業後に思いました。
後半:自分の取扱説明書
後半はチーム内での自分の役割や強みを活かすために、自分の取扱説明書を作ってもらいました。
今後、プロジェクトが進んでいざ実行となったときに役割を振るときに得意な人や好きな人に仕事が振られるために、チーム全体で個々の強みや好き、価値観を共有するワークショップです。
自分の「得意」「好き」「大事」なことを整理しました。生徒たちは好きなことはたくさん書けましたが、得意なことがうまく書けませんでした。
しかしながら、僕はよかったなと思います。
「得意なことが少ないから悪い、多いから良い」ではなく、これからたくさん経験することで増えていくし変わっていく。現段階で自分のことを客観的に見ることができた。
そして、次に自分がチームにGiveできることを共有する時間を設けて、このプロジェクトの「ギブ・ハピネス」というテーマに戻り、チーム内で話し合ってもらいました。
そして、最後にはチームで大事にする価値観と優先順位を決めて授業は終了しました。何を大事にして、その順番を明確にする。その優先順位がチームの在り方を決めると思っています。
今回の生徒たちは、担当の前田先生の授業を受けていることもあり、シートを埋めることができた。これは、対話や心理的安全な場づくりができている証拠だなと感じた時間でした。
次回:リアルな声を聞く
チームビルディングは、今回の授業で終了です。
次回からは、いよいよ本題!!
延岡市役所の観光政策課担当者が授業を行います。高校生が、地域の課題と向き合っていきます!
僕は、ファシリテーターとして徹子の部屋形式で生徒たちの質疑応答を促していきたいと思います!
また、次回も楽しみです。