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未だグサグサくる思春期心性

仕事でひきこもりについての資料を読んだのですが、思春期についての解説でいちいち思い当たることがあり40代の心にグサグサ刺さります…

思春期心性

「思春期後半の発達課題に伴う自己感覚の過敏性の増大は他者の視線や他者の批判、自己の独立性・自律性をめぐる不安に対する過敏性と脆弱性としてあらわれます」

「思春期を通じて特徴的とされる心性に亢進した両価性(正反対の感情が同時に浮かぶ葛藤の強い内的状況)があります」

「近づきたい・離れたい、大好き・大嫌い、助けてほしい・かまわないでといった正反対の気持ちに激しく揺れる思春期の子どもは挫折や自己の危機に際して適切な支援を求めることができないという特性が目立ちます」


この両価性という言葉には初めて出会いましたが、この気持ち、よく分かる。分かってしまう。

「近づきたい・離れたい」
「大好き・大嫌い」

うおー(取り乱しています)

40代のぼくですが、思春期の頃の感情はまだ薄皮一枚なので、こういう文章を読むと自分のことを言われているみたいでグサグサきます。開けられたくない箱を開けられるというか、エヴァンゲリオンというか。というか、これ読んでグサグサ来ない人いるんかい!と逆ギレするというか。

逆ギレは余計ですが、「思春期」というものを本当にきちんと定義しているなあ…と感心することしきり。この感心が加わったのが30年前の自分と比べて小さいながらも成長の証なのでしょうか。いろいろ考えさせてくれる資料でした。

何にせよ、このテキストはなるほどと思うことも多いので読めてよかったです。資料URLはこちらです。興味のある方はどうぞ。グサグサきますよ。

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