対等とは殴り合えること。傑作『BEASTARS』を再読。
傑作『BEASTARS ビースターズ』を再読。
メタファーに溢れているので語り口が幾重にもある作品だが、ぼくにとっては一貫して「対立と対等(であろうとすること)」をテーマにしている作品だった。
再読して、「対等とは殴り合えること」と位置づけているのか!と改めて思った。初読では気づかなかった。
「対等とは殴り合えること」
決して手を出さない殴り合い。
譲らない。でも、離さない。
おもねらない。でも、卑下しない。
距離が0に近づき、かつ接しない二つの線。今の時代にビシバシ響く漸近線のような漫画だと思います。未読の方はぜひ。凄いですよ。
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