映画『ナミビアの砂漠』
ぼくにはほぼ分からない映画でちょっと手も足も出ませんでした。大切な何かが埋まっていそうな気配はするのだけど。ぼくはそれを見つける目を持っていない。きっとぼく以外で届く人や刺さる人は沢山いるんだろうな。それを現代性というのかもしれません。主演の河合優実は流石でした。
追記
『ナミビアの砂漠』についてぼんやり考え続けているのだけれど、あの映画にアクセスできなかったぼくにこの数日残り続けているのは物語でもメッセージでもなく登場人物そのもので。彼らの思考や行動や言葉や態度についてぼくはほぼ何も分からないけれど、(映像表現を含め)彼ら彼女らの身体性を手がかりとした存在感だけは残り続けている。それが何なのかは分からないまま。不思議な感触。