同色同型のペアルックシューズと街の姿。
長野駅から善光寺に続く通りにオフィスが面しているので、観光客の方がよく歩いている。
今朝はカジュアルな40代カップルが手をつないで嬉しそうに歩いていた。ふと足元を見ると、同色同型のトレッキングシューズ。靴でペアルックってあまり見たことないなあ…とちょっと新鮮な気分になったのでした。
観光客の方は基本的に嬉しそう&楽しそうに街を歩いているで、そういう場所にオフィスがあるのは個人的に好き。
カップルだけでなく、家族や外国の方など様々な人が長野市内を歩いてくれます。そういう日常と非日常が混ざった感じがぼくは好きです。ちょっとしたことだけど、街の雰囲気を作っている。
そういった観光客の姿はコロナ禍でだいぶ減ってしまったけれど。
この一年で流通した「不要不急」という言葉が嫌いで。ぼくたちの暮らしはそんな簡単に切り分けられるものではないし、要も不要も緩も急も色々混ざっているのが街の姿だと思っています。今朝、通勤途中に嬉しそうなペアルックシューズを見て、そんなことを改めて思いました。
コロナが落ち着いたら皆さんまた歩いてくださいね。待っています。
おまけ
長野市に観光に行きたいけど、ちょっと変わった体験もしたいという方におすすめなのが『ながの門前まちあるき』です。
『ながの門前まちあるき』
知っているようで知らない長野のまちを、まち暮らしを楽しむさまざまな案内人の目線で巡ります。
ぼくも一度だけ案内人をやりました。『門前の編集者に会いにいく』というテーマで半日かけて長野市内を歩きました。楽しかったです。
基本的に月2回の街歩きプランが予定されているので、長野市に遊びにくることがあったら「今は何をやってるかなー」とWebサイトを覗いてみてください。好みの街歩きや、同好の人と出会えるかもしれません。
*写真は下記の『門前の編集者に会いにいく』からお借りしています。