今年二冊目は『人類5000年史Ⅱ』
今年二冊目は出口治明『人類5000年史Ⅱ』(ちくま新書)。
ナザレのイエスから始まって、中国、ローマ、インド、ペルシャを舞台にした人間の千年が布を織るように描かれていて。
この二日で数えきれないほどの戦争と王朝の復興と滅亡が目の前を通っていきました。
ローマと中国の二大帝国の存在、
陸と海と草原のシルクロード、
インドで生まれた仏教のアジアにおける文化的影響、
中国文化の質の高さ、
ローマ教会の暗躍、
騎馬民族たちの強固な存在感、
古代ヨーロッパの粗暴さ、
西と東が混ざりあうイスラム文化の絢爛さ、
宗教と紙と翻訳について、
世界を窺う委の国。
すごーく面白かったです。
二日で千年を駆け抜けて頭がくらくらしているけれど。
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