1166バックパッカーズ・飯室さんが書くテキストのファンです。
長野市善光寺のほどよいお膝元のゲストハウス『1166 backpackers』。
宿主の飯室織絵さんが日々更新するFacebookのテキストのファンで、ほぼ欠かさず読んでいます。
特に今回の『西町のはなし』は
・暮らしと町
・若者と大人たち
・自分発信と生まれること
といったいろいろなテーマで読むことが可能で、「サッと読めて滋味深い」ブログの好例だなあと思いました。
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それにしても、六百字ほどのテキストにあふれるキーワードの多様さよ。
・10数年振りに餅つき
・同じ通りの和菓子屋・豆暦さ
・西町のおじさまたちは日本酒を前に楽しくおしゃべりし
・ご婦人たちがにこやかにそしてまめまめしく働き
・子供たちは走り回り
・デンマークの女子に声をかけ、一緒に参加
・彼女の周りにはひとが集い
・「どっから来たの」「餅つきしたことある?」など質問をあび
・餅を勧められ、日本酒を勧められ、戸隠のスキーを勧められ、ビールを勧められ
・特に自分発信では未だ何もできず
・西町六畳フリーマーケットを開催する隣人のBITOKE氏
・こうして同世代のひとたちが「何かをやろう」と声を上げてくれるのがすごく嬉しく
・若い人が増え、自分たちのできるペースでゆっくりと、地域住民に寄り添いながら、新しい波を立てる
・昔からこの町に住んでいる方々が「いいねぇ」と言ってくれる
これらキーワードの多様さと、飯室さんのテキストの豊かさは結びついているよなあ…とファンであるぼくはしみじみ思うのです。
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以前、飯室さんに『働くって何だろう』で聞き書きをさせていただきました。よかったらこちらもお読みください。