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実家のにゃん子も夏バテか

去年の秋頃から、80歳を過ぎた父母の様子が怪しくなってきた。
すっかり耳が遠くなった母は脚を曲げることができず、外科に通院する日々。
そんなある日、父の額にポツンとデキモノが。父は何かの枝を切った際に、虫の汁でも飛んで来たのだろうと、軽く考えていたが、母は、それが虫の汁でできたデキモノなら良くないから医者に行け、と父に意見した。

早速、皮膚科に行った父。すぐに行って正解だった。
そのデキモノらしきものはなんと帯状疱疹だったのだ。皮膚科医はひと目見るなり帯状疱疹と言い当て、目の近くなので眼科にかかることも勧めてくれた。

皮膚科、眼科と受診して薬ももらってきて帰宅すると、あれよあれよという間に父の帯状疱疹は進行し、額はまぶたを覆うようにして酷く腫れあがった。
母を外科に連れて行かなければならないのに、車の運転が困難な状況となった。
そこで、弟よりも比較的自由に動ける私が、両親のサポートに行くことになった。

そんなことがあり、夫と「これは時々、様子を見に行かないと行けないね」という話になり、月に一度、私の実家とその足で夫の実家に、親の様子を見に行くようにした。
そういうと大袈裟になって親は嫌がるので、野菜をもらいに来たとか、近くまで来たとかテキトーに言って、それとなく様子を見るようにしている。

父の帯状疱疹の回復には少し時間がかかったが、幸い、目の神経には支障もなく、治った。さらに、いつの間にか母の耳の遠いのはすっかり消え、足が曲がらない症状も回復した。一体、何があったのか専門家ではないので知るよしもないが、もしかしたら、ひと頃流行せざるを得なかった例の□□チンは無関係ではないのか、など勘ぐってしまった。

そして、昨日、様子を見に行った。
両親は元気だったが、にゃん子の様子が今ひとつよくなかった。


普段はうるさいくらいに遊べと寄り付いて来て、人の手を容赦無くガジガジ&ケリケリするヤンチャが、何となく勢いがなかったのだった。
何でも、一応、ご飯は食べるのだが、吐いて戻してしまうそうだ。
好物のトリのササミもそうなのだとか。
夏バテなのかな?


ヒゲをおったてて、やるぞ!と勢いがある時。スリッパが使い物にならなくなるのも時間の問題

エアコンの部屋があまり好きでないらしく、涼しい廊下の板張りにたいていいるらしい。
夫の実家のネコもエアコンの部屋をすぐに出て行くと義母が言っていた。

私は昔から、猫は家の中で、冬は一番暖かい場所を、夏は一番涼しい所を知る動物だと思っている。
本人(猫)たちがそれでいいのであれば、廊下だろうが何だろうが好きなところにいてくれて構わないのだけれど。
体調だけはニャン子たちも気を付けて欲しいニャ〜。


去年秋、実家にやって来たばかりの頃


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