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せめてできる社会貢献

中高生の頃から、
ありきたりな言葉なんだけど…
よく言ってたことがあって。
私でも一丁前に、心から思ってたんです。

「大人になったら人のために
なれるような仕事に就きたい」

でもね…
そう、ウチは毒親。
母はあくまで、自分の得を重視。
人のため、という私の言葉をよく
「そんなこと、言うのやめなさい」と
遮っていた。
何しろ母が生きた時代が時代なもので
戦時中、人を思いやるとかなんとかより
自分が今日を生きられるか、
毎日が、蜘蛛の糸みたいな闘いの日々を
生きてきたんだと思う…
福祉を勉強することには、
賛成など得られなかった。

かくして…
いまだに考えています。
何なら、できるかと。

腰にボルトがあるから骨髄バンクへの
登録はNGで、
抗うつ剤を飲んでいるから献血もできない。

見つけたのは、

「献体」

死後、遺体を医学生さんの解剖実習に
活用してもらうボランティアです。

登録、けっこうハードル高いと思います。
家族や親族いる方は、
それら身内の方に反対意見出ないことが
絶対条件ですけど
まずそこが…
抵抗ある人は多く、
身内の賛同得られず登録できない方も
少なくない模様。

そこで私です

私には、毒だった母ももうすでにおらず
親類縁者とも縁が薄く、ゆえに、
反対する人がおりません。
ただひとつの問題としては、
一人だけ賛同者のサインが必要ですが
その賛同者もまたいない(笑)

私の場合ですが
普段、精神障害者手帳でお世話になっている
区役所の福祉課の担当さんから
地域の民生委員さんを
紹介していただきました。
得てして、民生委員さんにサインいただき
私は、北海道大学白菊会の
会員になることができました。

死してやっと、
医学生さんの、医療の発展の…
お役に立てそうです。

不安がないわけではなく、
この献体、
基本的に病室のベッドで亡くなった、
とかいう場合に使っていただけるんです。
事故や自殺など、検視や解剖が
必要な死に方した場合は使ってもらえない。

これ、今の私には
不安もありつつ
「自殺予防」に大きくなってくれてます。

毎日希死念慮と闘ってる。
日によって鬱の波が高く飲まれそうな日
「でも、自死だと献体できなくなる」
そのことが、とてつもない抑止力に
なってくれてます。防波堤。
どうしてもどうしても私は、
最期くらい、お役に立ちたい。

その願いだけが、
私を引き留めています。

あとは、
生きてる間にも何か社会貢献、
できればもう、思い残すこと何もない。
勉強して知恵つけます。
応援していただけるとうれしいです。

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