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ある一匹のポケモンとの出会い

私が一番最初に触れたポケモンはゲームボーイの赤でした。
父親が発売当初に買って暫く眠っていたものを幼かった私は父親の部屋から発掘し、ひっそりと遊び方も分からずにやっていました。育成自体は父親がプレイしていたデータが残っていたのでやらずに済んだのはありがたく、自由気ままにポケモンの世界を見ていました。そこからアニメをほぼ毎週必ず観るようになり、自分のDSを買った時にはパールを初めに買いました。
最初のポケモンを悩みながら選び、最初のライバルとのバトルに買った時の高揚感は今でも忘れられません。弟も一緒にDSを買ったため、この頃から「ポケモンのソフトを買う時はどちらか片方ずつ買う」というのが暗黙のルールでした。なので、DS時代からのソフトはほぼ全て揃っていると思います。
そんな感じで始まったポケモンとの生活ですが、ある日のテレビでポケモン映画の放送があった時に一生の推しともいえるポケモンとの運命の出会いを果たしました。
『結晶塔の帝王 エンテイ』は私にとって、強い印象を残す作品でした。他のポケモン映画作品も好きなのですが、タイトルにもなっているエンテイはこの時から一生の推しになりました。最初の方の彼の行動は主人公たち視点では敵対側、いわゆる悪者として捉えられるのですが、よくよく考えると彼の行動理由はとてもシンプルでそしてとても愛にあふれているものです。一人の女の子の幸せのために彼なりに考えて起こした出来事で、ポケモンだから、人間だからという枠組み関係なく、「相手を想って自分ができることをやった」というものだと解釈しています。彼の一見怖そうに見えるけれど内面はとても愛にあふれているところがとても胸にきて、何回観ても泣いてしまいます。なので、エンテイを仲間にすることができるDS版金をプレイしたのは必然でした。今までやってきたシリーズの中で一番やり込んだ作品です。もちろん鬼ごっこの末に無事にエンテイはゲットできましたし、愛情込めて育成して手持ち6匹のなかでもエースとして活躍してもらいました。彼のビジュはとってもかっこよくて、一目で「強い」っていう雰囲気が出ているところがとても好きです。あのもふもふの毛並みに触りたいですし、あわよくば体を預けて一緒にお昼寝したいです。
今のところハートゴールドでしかエンテイを手持ちにできておらずまた会えないかなと思っていたところに、剣盾の冠の雪原なるところで出会えるかもしれないというのを目にしたので本当かどうか確かめようかなと思います。
ちなみに盾を今年の映画3作品上映に備えてプレイ中なのですが、ポケモンも登場人物も今までにないくらいどれも彼も「好きだな~!!」って声に出してしまうレベルで好きです。あと、ワイルドエリアが沼で入り浸れますね。とてもよい。手持ち厳選中なので、育成頑張って映画までにクリアできるように頑張ります。

皆さんも素敵な出会いがあると良いですね。

#ポケモンへの愛を語る

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