「休む」ということ。

私は今、仕事を休んでいる。

なんというか突然何か体調が悪くなったとか、そういうことではない。
むしろ体調は変わらずというか、なんというか…

半年以上、あまり眠れない日が続いており、なんとなくずっと体調が悪かった。
今やっている仕事は自分には合っていないとずっと思っていたが、
雇用されているからには、そんなことは関係なく働かなければならない。
でも、突然糸が切れたように、あぁ、もう無理だなって思って休むことになった。
休むと決めて実際に休むと、働けるはずなのに休んでいいのか、
周りは忙しいのに迷惑をかけてしまっている、
仕事していない自分が受け入れられていない、というような状況になっている。
今まで後輩にかけてきた言葉を自分には向けることができないでいる。
私だって休んでもいいはずなのに、
どこかずるをしている気持ちになってしまう。
何もしないでいることが怖い。
でも、仕事をすることも怖いと思ってしまう。
おそらく睡眠不足から、単純ミスのような今までしなかったミスをしたり、
やってもやっても減らずに、むしろ追加の依頼が増えてしまってさばききれていない現状に戻ることが怖いのだ。
仕事を休んでいるのに、仕事のことばかり考えてしまう。
何もしていないとき、急に涙がでてくることもあるし、
自分が普通の状態じゃないこともわかっている。
今休むと決断した自分は間違っていなかったと思う。
休んでも休まなくても結局は仕事のことを考えてしまう。

自分は意外と仕事人間だったんだなぁとか
こんなにも思考が支配されているんだなぁとか
いろんなことを考えている。

本当に休むことができたと思えるのは、
丸1日仕事のことを考えずに生活ができた時なのかもしれない。
私はまだ、休んでいるのに休めないでいる。

休みの間に一人で、ちょっとした登山でもしてみようかと思っている。

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